ナチュラルに仕上げるリップライナーのコツ
唇の輪郭をはっきりさせるだけでなく、唇をふっくらボリューミーに見せる働きもある、リップメイクの縁の下の力持ちリップライナー。でもその反面、輪郭だけ浮いて見えて不自然な仕上がりになることも多いのが難点。
このリップライナーが浮く悩みを解消するためにプロが重要だと話すのが、色選びや使い方。プロが教えるコツを取り入れれば、リップライナーのメリットを得ながらも、あくまで自然な仕上がりが叶うのだという。
どんなことに気をつければいいのか、リップライナーを使うときに気をつけるべきポイントをご紹介。
唇本来の色に合わせて色を選ぶ
リップライナーのカラーを選ぶとき、リップのカラーを基準にして選ぶことが多いけれど、ナチュラルに仕上げたいなら基準にするべきは本来の唇のカラー。
人気コスメブランドのケヴィン・オークイン（KEVYN AUCOIN）のグローバル・ディレクターを務めるメイクアップアーティストのニック・ルジャンは、「自然な唇の色とマッチしたリップライナーを使えば、浮いて見えることなく自然に仕上がる」と米New beautyで説明。また唇と同じカラーのリップライナーであれば、オーバーぎみにラインを引いてもやりすぎ感が出にくいのだという。
ちなみにこの色選びの法則は、リップライナーを流行らせたと言われている伝説のメイクアップアーティストである故ケヴィン・オークインが編み出したもの。ニックのほかにも複数のメイクアップアーティストが、ケヴィンから学んだ方法でリップライナーの色を選んでいるそう。
ブラシでしっかりなじませる
リップライナーが浮いて見えるのは、リップとリップライナーが十分になじんでいないこともよくある原因。
ニックは、「リップライナーとリップを塗り終わったら、唇の輪郭から中心に向かってなじませることが自然に見せる秘訣だよ」と話し、リップブラシを使ってしっかりブレンドするようアドバイス。そうすることでグラデーションのようになってボリューム感がアップしつつ、輪郭だけが浮くこともないのだという。
リップライナーをナチュラルに使いたい人は、プロの教えるコツを心がけてみて。（フロントロウ編集部）
