エリザベス女王の靴擦れ防止法とは?
95歳になるも公務に出てイギリスの女王としての任務を務めるエリザベス女王は、カラフルなファッションでも注目を集めている。エリザベス女王は、長い公務中も黒のローファーにヒールがついたものをずっと履いていることが多い。革靴となると慣れていなければ靴擦れになってしまうことが多いけれど、エリザベス女王が靴擦れもせずに公務を行なえているのには、ある理由があった。
公務で多くの人とコミュニケーションを取り、長い間歩くことが多いエリザベス女王にとって靴は相棒のような存在。長く靴を履くことも多いエリザベス女王には、靴擦れなどが原因で公務に支障をきたしてはいけないため、エリザベス女王が新しい靴を履く前に「フランキー」と呼ばれる役職のスタッフが靴を履き慣らしていると英Woman & Homeが報じた。
簡単な仕事だけれど、エリザベス女王にとっては必要不可欠であるフランキーの1人には、女王のパーソナルデザイナーであるアンジェラ・ケリーが抜擢されている。2人は靴のサイズが同じで、「女王は自分の時間がほとんどなく、自分の靴を履き馴らす時間もありません。私たちは靴のサイズが同じなので、この方法が一番理にかなっています」と英Helloに語った。
ちなみにエリザベス女王は、アネロ&ダビデ(Anello & Davide)の靴を履いていると言われており、これまで履いてきた靴の数は何百足にものぼるよう。一般的に考えると膨大な量で、その数字が公務の過酷さを物語っている。まさにエリザベス女王の必須アイテムである靴は、現在も常に10足は女王の手元にあると言われている。(フロントロウ編集部)