ドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』シーズン2の最新エピソードとなる第4話がアメリカで日本に先駆けて公開され、オリヴィア・ロドリゴ演じるニニが披露したソロ曲「Granted」が名曲だったので、一足早くご紹介。(フロントロウ編集部)

※この記事にはドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のネタバレが含まれます。

遠距離恋愛中のニニとリッキー

 5月21日より、日本のDisney+ (ディズニープラス)にてシーズン2の配信がスタートしたドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル(以下、HSMTMTS)』。アメリカでは日本より一足早く1週間前にシーズン2の配信がスタートしており、現地時間6月4日には、第4話となる『The Storm(原題)』と題された最新エピソードが配信された。

 このドラマは、2006~2008年にかけてテレビ放送・劇場公開された映画『ハイスクール・ミュージカル』を見て育った現代の高校生たちが、学校で『ハイスクール・ミュージカル』の舞台劇を再現するという物語。日本では2020年に配信されたシーズン1では、ドラマ版として新たにアップデートされたサウンドトラックももちろん注目を集めたけれど、オーディエンスを特に惹きつけたのが、オリヴィア・ロドリゴ演じるニニと、ジョシュア・バセット演じるリッキーの恋愛模様。

 シーズン1の最後には、一度は離れていた2人がようやくもう一度結ばれるも、ニニがコロラド州デンバーにある演劇学校に入学することが決まり、リッキーとは遠距離恋愛を余儀なくされることになった。

ニニがリッキーに「Granted」を捧げる

 遠距離となった2人は、離れ離れになった後もちょこちょこテレビ電話で連絡を取り合ったり、お互いの家を訪れようとしたりと、関係性を維持するために努力を続けているものの、近くにいた時ほどコミュニケーションが円滑にいかず、すれ違いも多くなる。

 そうした状況のなかで、第4話『The Storm』でニニが披露したのが、日本語では「当たり前と思う」のような意味で使われる「Granted」というタイトルがつけられた1曲。

 すれ違ってしまったリッキーとの関係に悩むニニは、この曲で次のように歌っている。「私は当たり前だと思ってるかな?/今まで自分が与えられてきたものすべて/眠れないまま、真夜中にそういう夢を見る/だって、何かがおかしい/これを当たり前だと思ってしまうのかな?/それで、何も持たないまま去ってしまうのかな?/身体が震えているのを感じる、私の中のすべてが変わろうとしているの」

 映画版『ハイスクール・ミュージカル』と同様に、オリジナル曲が物語で大きな役割を果たしている『HSMTMTS』。これまで公開されてきたエピソードで披露されてきた楽曲もそうだったが、最新曲となる「Granted」もまた、恋愛ソングを大得意とするオリヴィアの才能がいかんなく発揮された1曲に仕上がっている。果たして、「Granted」は物語のなかでどんな役割を果たすのか? 最新話『The Storm』は、日本ではDisney+ (ディズニープラス)で6月11日(金)に配信される。(フロントロウ編集部)

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