スパイス・ガールズの再結成ツアーに参加しなかったヴィクトリア・ベッカム
ヴィクトリア・ベッカム、メラニー・Cことメラニー・チズム、メル・Bことメラニー・ブラウン、ジェリ・ハリウェル、エマ・バントンの5人で1994年に結成されたスパイス・ガールズ。2001年のグループの活動休止以降、2007～2008年には再結成ツアーを行ない、2012年のロンドン・オリンピックの開会式では一夜限りのパフォーマンスを行なった5人。2019年にもスパイス・ガールズとしての再結成ツアーを行なったものの、ヴィクトリアは当時、「家族や会社のこと」に集中するためにツアーには参加せず、残りの4人のメンバーで実施された。
（左から）メラニー・ブラウン、メラニー・チズム、ジェリ・ハリウェル、エマ・バントン、ヴィクトリア・ベッカム。
再結成ツアーには参加しなかったものの、ヴィクトリアがスパイス・ガールズと距離を置いたわけでは決してなく、昨年には、スパイス・ガールズ時代のニックネームである「ポッシュ・スパイス」にちなんだリップスティックを発売した。
ヴィクトリア・ベッカムがスパイス・ガールズとコラボ
そんなヴィクトリアが今回、ついに久しぶりにスパイス・ガールズの仲間たちとコラボ！ ヴィクトリアは6月のプライド月間をお祝いするためにチャリティアイテムを発売することを発表し、そのモデルとして、スパイス・ガールズの4人のメンバーたちを起用した。
ヴィクトリアが投稿した、スパイス・ガールズのメンバーたちも登場する動画はこちら。
今回発売されたのは、Tシャツとポーチの2つのアイテムで、そのどちらにも、スパイス・ガールズの代表曲「Wannabe（ワナビー）」にちなんだ、「Proud and wannabe your lover（誇らしいし、あなたの恋人になりたい）」というメッセージがプリントされている。
「私にとって『プライド』とは、ありのままの自分らしさを祝福するもので、今年のTシャツはそのことを思い出させてくれるものになっている」とヴィクトリアはインスタグラムに綴っている。「自分自身や他の人たちを受け入れ、優しく、楽しみながら最高の人生を送ることを提唱してきたのがスパイス・ガールズ！ LGBTQ+コミュニティは私にとって本当に大切な存在で、2021年のプライドをガールズたちや（慈善団体の）aktと共に支援できることを誇りに思う」。
今回のチャリティアイテムは、イギリスを拠点にホームレスのLGBTQ+の若者たちへの支援活動を行なっている慈善団体「akt（アクト）」とコラボしたものとなっていて、収益は100%、「akt」に寄付されるという。
チャリティアイテムは日本からも購入可能で、値段はそれぞれ、Tシャツが1万2,500円、ポーチが1万5,200円となっている。詳しくは公式ホームページをチェックして。（フロントロウ編集部）
