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HBO Maxの新シリーズ『ゴシップガール』の予告編が公開。予想以上にセクシーでスリリングな展開を予想させる映像にオリジナル版のファンの期待値がさらにアップ。謎の存在“ゴシップガール”の実態が早くも明かされる⁉ (フロントロウ編集部)

『ゴシップガール』新シリーズの予告編が公開

 米HBOのストリーミングサービスHBOMaxで、いよいよ2021年7月8日に配信がスタートする新『ゴシップガール』

 米CWで2007年9月から2012年12月まで放送され、ブレイク・ライブリーやレイトン・ミースターといったスターたちを輩出した社会現象的大ヒットドラマ『ゴシップガール』の続編でもリメイクでもない“エクステンション(拡張版)”として誕生した同シリーズは2019年に制作がアナウンスされて以来、世界中のファンたちの注目を集めてきた。

 配信開始まで残すところ1カ月を切るなか、『ゴシップガール』新シリーズの待望の予告編がついに解禁された。


オリジナル版を超えるセクシーさ 複雑に絡み合う恋愛模様

 新シリーズの物語の主役となるのは、オリジナル版と同じく、ニューヨーク・アッパーイーストサイドの名門校に通う高校生たち。

 キャストには、エミリー・アリン・リンド(オードリー・ホープ役)、ホイットニー・ピーク(ゾーヤ・ロット役)、ジョーダン・アレクサンダー(ジュリアン・キャロウェイ役)、エヴァン・モック(アキーノ・メンジーズ役/通称:アキ)、イーライ・ブラウン(オットー・バーグマン役/通称:オビー)、トーマス・ドハーティ(マックス・ウルフ役)、ジオン・モレノ(ルナ・ラー役)、サヴァンナ・スミス(モネ・デ・ハーン役)といったフレッシュで魅力的な顔ぶれが名を連ねるほか、ブロガーやジャーナリストとして10代の頃からファッション界で活躍してきたタヴィ・ゲヴィンソンが、高校生たちの動向を追い、何かを企てる謎の女性(ケイト・ケラー)を演じる。

画像: オリジナル版を超えるセクシーさ 複雑に絡み合う恋愛模様

 「超リッチなキッズたち、でも将来の目標なんてない」「超リッチなキッズたち、でもフェイクな友だちしかいない」といった、“お金はあっても満たされない若者たちの虚しさ”などを描いた歌詞が登場するシンガーのフランク・オーシャンの「Super Rich Kids」がBGMに起用された予告編では、幼い頃からおたがいを知っているというリッチな高校生グループのゴージャスで刺激的な日常の片鱗が垣間見える。

 学園の女王の座に君臨するのは、ジョーダン演じるジュリアン。刺激を求める彼女の提案により、あるゲーム(もしくは賭け)を始めたことがきっかけで、リッチな高校生グループの複雑な人間関係や華やかな世界に巻き込まれていくのが、ホイットニー演じる一般家庭出身のゾーヤ。

 ところが、新参者であるゾーヤがジュリアンのボーイフレンドであるイーライ演じるオビーと急接近したことから、ジュリアンの嫉妬の炎に火がつき、ドラマチックな展開へ。“ゴシップガール”も介入し、学園を巻き込む一大騒動へと発展していく…というあらすじとなっている。

画像: ニューヨークで行なわれた撮影のオフショット。左:イーライ・ブラウン&ジョーダン・アレクサンダー、右:ホイットニー・ピーク

ニューヨークで行なわれた撮影のオフショット。左:イーライ・ブラウン&ジョーダン・アレクサンダー、右:ホイットニー・ピーク

 オリジナル版はメインキャラクターたちの複雑に絡み合う恋愛模様が見どころの1つとなったけれど、新シリーズでもそれは健在のよう。

 予告編では、長く交際しているというオードリー(演:エミリー)アキ(演:エヴァン)のラブシーンはもちろん、性に奔放なキャラクターらしいマックス(演:トーマス)が、オビー(演:イーライ)とルナ(演:ザイオン)と交互にキスしたり、マックスとアキのキスシーンもフィーチャー。

 新シリーズは、オリジナル版よりも多様性や包括性を意識した内容となっているとキャストたちが明かしているけれど、LGBTQ+や人種のレプリゼンテーションに力を入れていることが、予告編からも伝わってくる。

画像: ニューヨークの撮影セットにて。左:エミリー・アリン・リンド&エヴァン・モック、右:トーマス・ドハーティ

ニューヨークの撮影セットにて。左:エミリー・アリン・リンド&エヴァン・モック、右:トーマス・ドハーティ


“ゴシップガール”はインスタアカウント

 オリジナル版では同名ブログの管理人として描かれ、計6シーズンを通して正体探しが行なわれた謎の存在“ゴシップガール”。しかし、オリジナル版のフィナーレから8年後のSNSが普及した現代を舞台とする新シリーズでは、ゴシップガールの正体探しはストーリーに組み込まれていないことが事前に明かされている。

 ゴシップガールの声を担当するのは、前作と同じ俳優のクリスティン・ベル。予告編でもお馴染みのナレーションでワクワクさせてくれるが、新シリーズは一体どんな形で「いつも誰かに監視されている」「人には知られたくない秘密をバラされてしまうかもしれない」というスリルが表現されるのかファンたちは興味津々。

画像: “ゴシップガール”はインスタアカウント

 予告編に登場する学校職員の「ゴシップガールという匿名のインスタグラムアカウントが生徒たちの生活をスパイしているようです」というセリフいわく、“ゴシップガール”の実態は何者かが運営しているインスタグラムアカウントということのよう。インスタグラム以外のSNSも“活用”されるのかどうか、実際に存在する番組の公式インスタグラムアカウントの連動はあるのかなどは、本編を見てからのお楽しみ。

 予告編の最後は、マックスとオードリーの「何かが違うような気がする」と「それって良い意味で? 」「最高の意味でさ」という会話でフィニッシュ。これは、まるでオリジナル版からさらにパワーアップした新作の魅力を凝縮したかのよう。

 海外のファンたちの間では「配信開始が待ちきれない!」「めちゃくちゃワクワクしてる」「こんなドラマがずっと恋しかった!」と話題沸騰中の『ゴシップガール』。日本上陸に期待! (フロントロウ編集部)

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