『グーニーズ』マイキーは、その後のサム、ボブ…
1985年に公開された『グーニーズ』は、『スーパーマン』や『リーサル・ウェポン』シリーズのリチャード・ドナー監督がメガホンを取り、その後、『ホーム・アローン』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズで監督として有名になるクリス・コロンバスが脚本を担当。子供たちが大活躍する冒険物語として80年代を代表する作品となっている。
そして本作には、のちに大物となる俳優たちが子役で出演していることに気がついていた?
主人公のマイキーを演じたのは、ショーン・アスティン。
つまり、Netflix『ストレンジャー・シングス』シーズン2でファンの心を締めつけまくったボブ!
『グーニーズ』が映画デビュー作であるショーンは、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作におけるサム役でも有名。その後も様々な映画やドラマに出演し、『ストレンジャー・シングス』の演技は若い世代のファンの心にも響いた。
ショーンはサム役でもボブ役でもぽっちゃりだったこともあり、その3作品を見たことがあっても、幼くしゅっとしたマイキーを演じているのがショーンであると気がつかなかった人もいるのでは?
ショーンのデビュー作で出世作、ぜひ彼の演技に注目してみて。
ちなみに、『グーニーズ』で登場した地図は、撮影後にショーンが持ち帰ったという。しかし、彼の母でオスカー俳優のパティ・デュークが地図をゴミだと誤解した捨ててしまったという逸話がある。
MCUのサノス役、ジョシュ・ブローリンも出演
『グーニーズ』には、ショーンのほかにも有名になった俳優が出演している。
マイキーの兄ブランドンを演じたのは、『ノーカントリー』や『ブッシュ』、『ミルク』などで演技派俳優として地位を固め、MCU『アベンジャーズ』シリーズのサノスや『デッドプール2』のケーブルを演じたジョシュ・ブローリン。
ジョシュもまた『グーニーズ』がデビュー作となっており、後にアカデミー賞にノミネートされるような俳優を見つけ出した、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた本作の制作陣はさすが。
また、マウスを演じたのは、『スタンド・バイ・ミー』でテディを演じたコリー・フェルドマン。
チャンクを演じたジェフ・コーエンは、その後弁護士となり、現在は自身が共同代表を務める弁護士事務所を持っている。データを演じたジョナサン・キー(キー・ホイ・クァン)は俳優兼スタント指導として活動中。
(フロントロウ編集部)