映画『X-MEN』シリーズでローグことマリー・ダンキャントを演じてきた俳優のアンナ・パキンが、シリーズで17年にわたってウルヴァリンを演じ続けたヒュー・ジャックマンのすごさを振り返った。(フロントロウ編集部)

アンナ・パキンがヒュー・ジャックマンのすごさを振り返る

 2000年に公開された映画『X-MEN』でウルヴァリン役に抜擢されて以来、2017年公開の映画『LOGAN/ローガン』まで、17年にわたってウルヴァリンを演じ続けた俳優のヒュー・ジャックマン。シリーズを代表するキャラクターを長い間演じ切ったという事実だけでも、ヒューがいかに偉大なことを成し遂げたかが分かるけれど、シリーズでローグことマリー・ダンキャントを演じてきた俳優のアンナ・パキンによれば、ヒューは2000年に公開された1作目『X-MEN』の撮影時から、既にそのすごさを発揮していたという。

画像: 2006年、カンヌ国際映画祭に共に出席したヒュー・ジャックマンとアンナ・パキン。

2006年、カンヌ国際映画祭に共に出席したヒュー・ジャックマンとアンナ・パキン。

 今回、米ラジオ局SiriusXMの番組『The Jess Cagle Show』に出演したアンナは、そのなかで“『X-MEN』シリーズの撮影中に親友になった人は誰か?”という質問に回答して、「1作目について言えば、間違いなくヒューとは親友だった」と明言。「私が最も親しかったのがヒューだった。というのも、私はすべてのシーンで彼と一緒だったから。彼は今なお、愛に満ちた優しい人であり続けてる」と語った。

 アンナは、ヒューがウルヴァリンを演じるためにいかに過酷な撮影をこなしていたかについても明かしており、「彼は1作目で過酷な試練に直面したけど、一度も文句は言ったことがなかった。マイナス40度という環境のなかで、何度も何度も背中に巨大な物を落とされていたの」と当時の撮影について語っている。「それでもずっと、素敵で落ち着いたな人であり続けたんだからね」とアンナは続け、過酷な撮影のなかでも人間性が変わることがなかったヒューに賛辞を寄せた。

 また、アンナは番組のなかで撮影中のヒューとの具体的な思い出も振り返っており、「私が彼の歯から葉巻を取らなければいけなかったの。爪をつけていたから彼は自分でできなかったの。自分を傷つけることになってしまうからね」と、ヒューがくわえていた葉巻を取る手伝いをしたというエピソードも披露した。

 『X-MEN』が公開されてからというもの、ヒューが演じたウルヴァリンは長きにわたって多くの映画ファンを魅了したけれど、1作目の段階から共演者も彼のプロフェッショナルぶりには舌を巻いていたよう。(フロントロウ編集部)

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