シンガーのブリトニー・スピアーズが、「人生にはテクノロジーよりもはるかに多くのものがあることに気づいてほしい」と今の子供たちへの“願い”をインスタグラムに投稿。(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズが“スマホがなかった時代”に思いをはせる

 ショーンとジェイデンという2人の息子を育てる母親でもあるシンガーのブリトニー・スピアーズが、インスタグラムでスマートフォンなどのテクノロジーを持たずに育った子供時代に経験した「好奇心と驚き」を思い返すと同時に、今の子供たちへの“願い”を綴った。

画像: ブリトニー・スピアーズが“スマホがなかった時代”に思いをはせる

 ブリトニーは、「もしあなたが南部の牧場に住んでいたら、ほとんどの子供たちは外で遊んでいるでしょうね(私は違ったけど)。でも、私のいとこは牧場に住んでいて、私たちはたいてい外で遊んでいた。もちろん、家の中で人形と一緒に何時間もプレイハウスを作ったり、おままごとをしたりもした」と言うと、「私たちの両親は、私たちが外で遊ぶ時にもっと自由にさせてくれたような気がする。みんな知り合いで、とても安全な地域だったからね。よく近所の人たちが私の家に集まって、並んだバーのスツールに座ってビデオゲームをしていた。(遊びに来ていたのは)ほとんどが高校生で、私はまだ小さかったからやり方がわからなくて、いつも彼らの注意を引こうとしてた。当時、6歳の私は、高校生の男の子に恋をしていて、彼が私を抱き上げて空中に放り投げるだけで大喜びだった。まさに古き良き時代」と自身の子供時代について振り返った。

 時代が変わったと言われればそれまでだが、当然、ブリトニーが子供の頃にスマホはなく、友達と遊ぶ=外で遊ぶのが当たり前だった。しかし、今は学校でもタブレットを使って勉強する時代。防犯上の理由などから小学生でスマホを持っている子もいる。

 ただ、“古き良き時代”を知るブリトニーは、スマホが普及し、SNSが主流の今の時代に生きる子供たちに対して色々と思うところもあるようで、「今の子供たちはとても守られているように感じる。たしかに、世の中にはおかしな人たちがいる。でも、子供たちの目には喪失感と好奇心の両方がある。すべてがテクノロジーに支配されているから。わかってる。わかってるんだよ。私もつい最近新しいスマホを手に入れて、世界が変わったような気がしたから。私は子供の頃、森の中の宝島と呼ばれる場所で何時間も想像力を働かせて遊ぶのが好きだった。そこに大人はいない。ただ世界から逃れて、自分自身を創造するための時間だった。時代は変わったね。子供たちが人生にはテクノロジーよりもはるかに多くのものがあることに気づき、(写真に写る)この2人の小さないたずらっ子たちのように、好奇心や驚きの感覚を失わないよう祈るばかり…」とメッセージを締めくくった。(フロントロウ編集部)

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