“生きる伝説”とも言われるサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドが、目の前に置いてあったコカ・コーラのボトルを見て取った行動がジワる。(フロントロウ編集部)

コーラを見たクリロナのリアクションにご注目

 イタリア・セリエAのユベントスに所属し、サッカー界で最も名誉ある賞と言われる「バロンドール」をこれまでに5度受賞している、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドのストイックぶりが話題になっている。

 36歳になった現在もトップクラスの選手として活躍を続けるクリスティアーノは、日々のトレーニングはもちろんのこと、徹底した食事管理を行なっていることで知られる。

 昨年、グローブ・サッカー・アワードの授賞式で、息子のクリスティアーノ・ロナウド・ジュニアのサッカーの才能について聞かれた際、「彼はたまにファンタやコカ・コーラを飲むんだ。ポテトチップスやフライドポテトを食べているのを見てイラッとして、喧嘩になることもある。僕がそれを嫌がることを知ってるのに」と、愚痴をこぼしていた。

画像: コーラを見たクリロナのリアクションにご注目

 そんなクリスティアーノが、コカ・コーラのボトルを目にして取った行動が反響を呼んでいる。欧州選手権のハンガリー戦の前に行われた記者会見に姿を現したクリスティアーノは、自身の前に置いてあったコカ・コーラのボトルを目にするなり“撤去”。

 視界に入らないよう、自分から遠く離れた場所にボトルを移動させると、今度は水が入ったボトルを手に取って、“コーラじゃなくて水を飲もう”と言わんばかりに、集まった報道陣に向かって「アクア(※ポルトガル語で『水』の意味)」と呼びかけた。さらに、続けて「コカ・コーラ、うぇっ!」とトドメのひと言を口に。

 皮肉にもクリスティアーノは、2006年のFIFAワールドカップの期間中に中国で放映されていたコカ・コーラのCMに出演していた。また、息子にも“食べるな”と注意するほど毛嫌いするジャンクフードの代表格、ケンタッキーフライドチキン(KFC)のCMに出ていたこともある。今回の出来事を受けて、YouTubeなどの動画サイトでその時の貴重な動画が掘り起こされるという現象が起きている。

 ちなみに、記者会見の会場にコカ・コーラが置いてあったのは、同社が欧州選手権のスポンサーだから。商品を宣伝する目的で置かれていたのに、あっけなく排除されてしまい、スポンサー側としては面目丸つぶれといったところだろう。しかも、この記者会見の影響でコカ・コーラの株価が暴落。コカ・コーラの時価総額は2,420億ドルから2,380億ドルへと下がり、最終的になんと40億ドル(約4,400億円)の損失となってしまったと米ESPNは伝えている。(フロントロウ編集部)

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