ディズニー実写映画『クルエラ』で主人公のクルエラを演じたエマ・ストーンが、もし次に実写化作品が制作されるなら”あのキャラが良い“と推すディズニーヴィランを提案。(フロントロウ編集部)

『クルエラ』エマ・ストーンが次に実写化を望む「ディズニーヴィラン」は?

 1961年に公開されたディズニーのアニメーション映画『101匹わんちゃん』に登場するヴィラン、クルエラ・ド・ヴィルの若き日を描いた実写映画『クルエラ』。1970年代のロンドンを舞台にファッションデザイナーとして成功することを夢みる少女エステラが、数奇な運命に翻弄されながら、よりワルく、賢く、妖しい魅力を放つ”クルエラ“へと覚醒していく様子を描いた同作は、全世界で大ヒットを記録し、公開から2週間を待たずして続編制作の計画が進行していることが報じられた。

 同作でクルエラの知られざる人間らしさやどこか憎めないチャーミングさを見事に表現して批評家たちからも高い評価を受けている主演のエマ・ストーンが、もしも今後、実写化作品が作られるとしたら、どのディズニーヴィランがいいかとアイディアを尋ねられる場面が。

 米Varietyとのインタビュー中にこの話題を振られたエマは、すかさず『リトル・マーメイド』に登場するタコ足の魔女「アースラ」がいいと思うと回答し、その理由をこう説明した。

 「アースラはタコでしょ。どうしてあんな世界に住んでるのか、彼女の両親はどんな人たちなのか、何が起きたのかが知りたい。それに、これまで人間ではないヴィラン(悪役)の物語が描かれたことってなかったよね」

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 これには、『クルエラ』で悪役バロネスを演じたエマ・トンプソンも「両親が(8本足の)アースラに4本しか足を通せないシャツしかくれなかったから、グレちゃったんじゃない? 」などとジョーク交じりに賛同。

 コラムニストのアニータを演じたカービー・ハウエル=バプティストも「私もどうやってアースラが仕上がったのか知りたい。なんで彼女はあんなにも意地悪なの? でも、彼女って誤解されている気もするんだよね…」と、アースラの実写化作品を作るべきだというエマの案を援護していた。

画像: 左:エマ・トンプソン、右:カービー・ハウエル=バプティスト

左:エマ・トンプソン、右:カービー・ハウエル=バプティスト


ディズニーヴィランが主役の作品はこれまでに2シリーズ

 これまで実写化作品が制作されたディズニーアニメに登場するヴィランは、エマが演じたクルエラとアンジェリーナ・ジョリーが演じた『眠れる森の美女』の悪役マレフィセントだけ。

 マレフィセントに関しては、2014年に少女時代から覚醒までを描いた1作目の映画『マレフィセント』が、2019年にその続編となる映画『マレフィセント2』が公開された。

画像: 『マレフィセント』と『マレフィセント2』でオーロラを演じたエル・ファニングとマレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリー

『マレフィセント』と『マレフィセント2』でオーロラを演じたエル・ファニングとマレフィセント役のアンジェリーナ・ジョリー

 『リトル・マーメイド』といえば、姉妹デュオのクロイ&ハリー(Chloe xHalle)のハリー・ベイリーが主人公アリエルを演じる、ロブ・マーシャル監督による実写映画が現在撮影中。同作では、『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』や『ゴースト・バスターズ』で知られるコメディ俳優のメリッサ・マッカーシーがアースラ役を務める。

画像: メリッサ・マッカーシー

メリッサ・マッカーシー

 2020年内の公開がウワサされている実写版『リトル・マーメイド』が成功を収めた場合には、アースラを主役にした実写作品の制作が実現する可能性がぐっと高まりそう。(フロントロウ編集部)

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