『アメリカズ・ゴット・タレント』にテコンドーチームが登場
先日放送されたアメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に、オリンピックレベルのチームが登場し、会場を沸かせた。今回登場したのは、国際オリンピック委員会(IOC)の国際競技連盟の加盟団体であるワールドテコンドーより、デモンストレーションチーム。
ワールドテコンドーのデモンストレーションチームは、これまでに世界各地でパフォーマンスを行ない、過去のオリンピック大会にも参加してきた。チームメンバーが『アメリカズ・ゴット・タレント』のステージで話したところによると、2020年に予定されていた東京オリンピックにも招待されていたそうだが、ご存じの通り延期になったため、パフォーマンスできなかった。
そんな話を聞いていた名物司会者のサイモン・コーウェルは、すかさず、「じゃあ君たちは、オリンピックよりも私たちを選んだと言えるのかな」とユーモアのあるコメント。
そして、『アメリカズ・ゴット・タレント』でワールドテコンドーデモンストレーションチームは、そのパフォーマンスで会場を圧倒した。その演技がこちら。
手の角度から足の動きまで、集団の一糸乱れぬ動きの美しさには言葉を失う。そしてやはり会場を沸かせたのは、そのジャンプ力と板割り!
映像を見ているだけでワクワクとしてくるチームのパフォーマンスは、会場で見ていたらどれほどのものなのだろうか。司会者のテリー・クルーズは米Peopleに、「すごく興奮するものだったよ!40フィートも上空を飛んでいたんだ」と当時の感激を振り返り、「あのチームの強さを目撃し、男性も女性も一緒になって武術の力を披露しているところを見るのは、とても美しい」とコメント。
そんなテリーの感激は本物。『アメリカズ・ゴット・タレント』には、審査員と司会者がシーズンごとに1度だけ押すことができるゴールデンブザーというものがあり、これを押されたパフォーマーは、ライブショーへ参加することができる。
そしてテリーは、ワールドテコンドーデモンストレーションチームのパフォーマンスでゴールデンブザーを押した! 「それは本当にオリンピックレベルだったから、ゴールデンブザーを押さずにはいられなかったんだ」とのこと。
(フロントロウ編集部)