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『ゲーム・オブ・スローンズ』でデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークが、ファンが本作の結末に腹を立てた理由を理解しているとコメント。(フロントロウ編集部)

物議を醸した『ゲーム・オブ・スローンズ』最終回

 HBOドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、2011年4月から2019年4月まで、全8シーズンにわたって放送された大人気シリーズ。架空の大陸ウェスタロスを舞台に、王座をめぐる陰謀と策略が渦巻く権力争いを描き、多くのファンの心を掴んだ。

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 最終章はエミー賞で史上最多の32部門にノミネートされたが、その結末をめぐって賛否両論が巻き起こり、制作し直しを求めるファンが署名を立ち上げて180万以上の賛同が集まるなど、大きな話題を呼んだ。

 デナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークや、サンサ・スタークを演じたソフィー・ターナーなど、キャストたちは“全員を満足させることはできない”として、制作陣を擁護するコメントをしていたが、このたびエミリアは、最終章に関して再び自身の見解を述べた。

『ゲーム・オブ・スローンズ』の結末をめぐって

 エミリアはポッドキャスト『Happy Sad Confused』でのインタビューで、多くのファンがフィナーレに腹を立てた理由を理解していると語った。

画像: 『ゲーム・オブ・スローンズ』の結末をめぐって

 彼女は、「人々が怒った理由はわかります。ちゃんとわかっています。でも私は俳優として、10年間にわたって血と汗と涙を流してきたキャラクターを正当に表現するためには、(制作陣と)同じ心境を共有しなければなりません。つまり、『いいですよ、そのシーンをやりますよ、なんでもいいですよ。本当にむかつく』と思って演じていたわけではないのです。ちゃんとやらなくてはいけません」と語った。

 彼女は別のインタビューで、最終章でデナーリスが迎えた結末に関しては納得していないと明かしており、ファンと同じように腹を立てていたことは間違いない。とはいえ、そこはプロの俳優。気持ちを入れ替えて100%をそのシーンに捧げたことを明かした。(フロントロウ編集部)

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