人気ロックバンドのフー・ファイターズが、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて久しぶりのコンサートを開催。それは希望を感じる光景だった。(フロントロウ編集部)

フー・ファイターズがMSGで久しぶりのコンサート

 新型コロナウイルスの感染拡大により、コンサートが中止になっていたが、欧米ではワクチン接種が進み、コンサートやフェスの開催が少しずつ増えてきている。

 そのなかでも、人気ロックバンドのフー・ファイターズが、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでコンサートを開催。

 このコンサートは、人数規制がなく、ソーシャル・ディスタンスなし、マスクも不必要のかわりに、ワクチンを完全に打ったファンのみが参加できるようになっており、入場の際にチケットと一緒にワクチン接種の証明書を提示しなければいけないようになっていた

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 ちなみに米国疾病予防管理センターが6月21日に発表したワクチン接種状況によると、アメリカでは人口の半分を超える1億7,000万人以上が1回目のワクチン接種を終えており、1億5,000万人以上が2度目のワクチン接種が完了している。

 フー・ファイターズにとってもファンにとっても久々のコンサートは満員で、最大2万人が収容できるマディソン・スクエア・ガーデンには、まるでコロナが収束したかのような光景が広がっていた。

画像2: フー・ファイターズがMSGで久しぶりのコンサート
画像3: フー・ファイターズがMSGで久しぶりのコンサート

 久々のライブには、フー・ファイターズのメンバーも気合い十分。「Everlong(エヴァーロング)」や「My Hero(マイ・ヒーロー)」、「Best Of You(ベスト・オブ・ユー)」といったヒット曲が披露されるなか、コメディアンのデイヴ・シャペルがスペシャルゲストとして登場。ステージではレディオヘッドの「Creep(クリープ)」をカバーして観客を盛り上げた。

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 ライブの復活を告げるようなフー・ファイターズのコンサートは無事終了。今後フー・ファイターズは北米ツアーを行なうことを発表しており、7月からシンシナティ、ミルウォーキー、セントルイス、ボナースプリングス、オクラホマ、アルバカーキの6都市を周り、久しぶりにファンに会いに行く。(フロントロウ編集部)

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