メイクツールのひとつとして定着しつつある「シリコンパフ」。リキッドファンデを無駄なく使えて衛生的と人気だけれど、なんだかいまいち上手に使いこなせない…と悩んでいる人もいるはず。そんな意外と知らないシリコンパフの正しい使い方をメイクのプロが徹底解説。(フロントロウ編集部)

シリコンパフとは?

 シリコンパフとは、その名の通り「シリコン」で作られたメイク用パフのこと。液体を吸収しないため、リキッドファンデーションなどを無駄なく使えたり、水でサッと洗い流せたりと、サステナブルかつ衛生的なメイクツールとして、発売当初はかなり大きな話題となったアイテム。

画像: シリコンパフとは?

 しかし、シリコン製パフは、その独特の見た目や使用感にひとによっては「なんだか使いづらい」や「ファンデがムラになる」など、いまいち上手に使いこなせなくて、シリコンパフを使うのを諦めてしまった人も多いのでは?

 それ、もしかしたらシリコンパフ使い方が間違っていたのかも。そこで、米コスメブランドUrban Decayのグローバル・メイクアップアーティストのスティーブ・カッサジキアンが、シリコンパフの効果的な使い方を米Byrdieでステップごとに丁寧に解説した。

シリコンパフの正しい使い方

 スティーブによると、シリコン製パフは正しい使い方さえマスターすれば、じつは見た目以上にとても使いやすいメイクツールだという。さっそく、その使い方をチェック。

ステップ1:はじめに、好みのリキッドファンデーションをシリコンパフを少量つける。ここで重要なのは、ファンデーションを一度に大量につけず、“少量ずつ”塗布すること。量が多すぎると、肌に均一にブレンドすることができず、ヨレやメイク崩れの原因になりやすいとスティーブは言う。

画像1: シリコンパフの正しい使い方

ステップ2:リキッドファンデーションをシリコンパフにのせたら、今度は顔の内側から外側に向かって、円を描くように顔全体になじませる。このとき、小鼻周りや口元など細かな部分はトントンと叩き込むようにパッティングするのがポイントなのだとか。

 その後、少しずつファンデーションを加え、好みの仕上がりになるまで丁寧に顔になじませたら出来上がり。スティーブいわく、このように丁寧に行なうだけで気になる肌悩みが適切にカバーされ、メイクスポンジにも負けない美しい仕上がりになるという。

画像2: シリコンパフの正しい使い方

 ただし、シリコンパフを使用するときに1点だけ気をつけたいのは、リキッドファンデーションの質感。シリコンパフは、その性質上、リキッドファンデーションの種類によっては仕上がりが違って見えることがあるそうで、とくに乾燥しやすいマットタイプは要注意。スティーブは「すこし柔らかい質感のツヤタイプのファンデーションのほうがナチュラルな仕上がりになるよ」と助言した。

 ファンデーションの量が少なく、ツヤのあるナチュラルな仕上がりを演出するシリコンパフ。いままで使い方がわからなくて諦めていた人は、ぜひプロのテクニックを参考にしてみては。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.