オリー・アレクサンダーが『ドクター・フー』の主役に抜擢か
3人組バンドだったイヤーズ＆イヤーズをソロ・プロジェクトとして背負っていくことを発表し、今年4月にはソロ体制になって最初のシングル「Starstruck」をリリースしたオリー・アレクサンダー。また、今年1月にイギリスのChannel 4で放送が開始された主演ドラマ『It’s a Sin（読み：イッツ・ア・シン／意味：それは罪）』が社会現象になるなど、俳優としても急速に評価を高めているオリーに、イギリスの長寿ドラマ『ドクター・フー』の次の主役に抜擢されるのではないかとする噂が浮上した。
1963年から1989年にかけて放送され、2005年から新シリーズとして再び放送がスタートしたBBCのドラマ『ドクター・フー』は、イギリスで最も長きにわたって愛されているドラマで、2017年よりジョディ・ウィテカーが13代目となる主役を務めている。
英The Sunによれば、オリーは14代目のドクターを演じるにあたって最後の詰めの交渉を行なっている段階だといい、もしオリーが抜擢されれば、同性愛者であることを明かしている俳優としては初めてドクターを演じることになるという。ジョディの降板はBBCから正式に発表されていないものの、来年放送されるシリーズをもって退くことが噂されている。
2005年に『ドクター・フー』を復活させた立役者であるラッセル・T・デイヴィスがオリー主演のドラマ『It’s a Sin』のショーランナーを務めており、ラッセルがオリーのドクター役に太鼓判を押していると英The Sunは報じている。
一方で、オリーのマネージャーを務めるマーサ・キンは一連の報道に関してインスタグラムストーリーに寄せたコメントで噂を否定しており、『ドクター・フー』に登場する悪役であるサイバーマンの名前を出しながら、「オリーのもとには頻繁にサイバーマンからのコンタクトがありますが、残念ながらこの推測は根絶させなければなりません。この噂をめぐる関心が大きくなっているのは喜ばしいことですが、事実ではないのです。奇妙に聞こえるかもしれませんが、オリーは現時点では音楽に集中しています」とコメントし、報道は噂に過ぎないと否定した上で、オリーは現時点では音楽活動に集中しているとした。（フロントロウ編集部）
