ドラマ『レイブン 見えちゃってチョー大変!』のコーリー役でおなじみの俳優カイル・マッセイが、未成年者に不適切な動画や写真を送った容疑で起訴されたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

元人気子役が重罪に問われる

 『レイブン 見えちゃってチョー大変!』や『コーリー ホワイトハウスでチョー大変!』などの代表作で知られる元ディズニー・チャンネル・スターのカイル・マッセイが、未成年者に不適切な動画や写真を送ったとして重罪に問われていることがわかった。

 このニュースを最初に報じた米TMZによると、カイルは今から約2年前の2019年、当時13歳だった少女に不適切な動画や写真、メールを送ったとして少女の家族から訴えられたそうで、未成年者だと知っていて少女を誘惑したり、淫らな行為をしようとしたりして少女を困らせたと彼女の家族は主張している。ちなみに、少女の母親によると、カイルは少女が4歳の時から彼女のことを知っていたという。

画像: ドラマ『レイブン 見えちゃってチョー大変!』で、カイルはレイブン・シモーネ(右)演じる主人公レイブンの弟コーリー役を務めていた。

ドラマ『レイブン 見えちゃってチョー大変!』で、カイルはレイブン・シモーネ(右)演じる主人公レイブンの弟コーリー役を務めていた。

 少女の家族は当初、民事訴訟でカイルのことを訴えていたが、彼が訴訟に見合うだけの資産を持っていなかったため途中で断念。その後、警察に被害届を提出し、2020年から正式な調査がスタートした。警察はすでに証拠となる映像や写真を入手しているそうで、そのなかにはカイルと思われる男性が性器を露出しているものも含まれていた。

 カイルは容疑について否認しており、現地時間6月28日、ワシントン州のキング郡刑事裁判所での罪状認否に出廷する予定だったが姿を現さなかった。

 現在29歳のカイルは、2003年から2007年にかけてアメリカのディズニー・チャンネルで放送された『レイブン 見えちゃってチョー大変!』の全100話を通して、主演のレイブン・シモーネの弟コーリーを演じていた。また、コーリーを主役としたスピンオフシリーズ『コーリー ホワイトハウスでチョー大変!』が、2007年から2008年にかけて放送されている。以降、ほとんど目立った活躍はないが、『アメリカン・ドラゴン』や『スイチュー! フレンズ』といったアニメ作品の声優を務めるなどしていた。(フロントロウ編集部)

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