Google Earth(グーグルアース)で“廃墟の町”を閲覧したユーザーが「見てはいけないもの」を見てしまったと大騒ぎ。でも、じつは単なるアレだったことが判明。(フロントロウ編集部)

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グーグルアースで“廃墟の町”を見てみたら…

 地球の衛星画像はもちろんのことを、地球全体の3D地形画像、世界各地の数百もの街の建物の3D画像を見ることができるGoogle Earth(グーグルアース)で、誰も住んでいないはずのさびれた町を閲覧したユーザーが「見てはいけないもの」を見てしまったとして、証拠の画像をTikTokにアップした。

 場所は米ネバダ州にあるゴーストタウン、ライオライト。この町はゴールドラッシュ時代に鉱山の町として栄えていたが、現在は廃墟と化している。

 「今から見るものは、僕には説明できないし、理解もできない。文字通り、見てはいけないものだと思っている」。男性はこう語ると、ストリートビューの機能を使って町の様子をチェック。すると、そこにはミステリーサークルのような巨大な渦模様に加え、白い布で全身を覆った複数の男たちの姿が…。ひと言で表すと不気味。幽霊ではなさそうだが、誰が見ても“普通”でないことはたしか。見たところ、何かの儀式だろうか?

 案の定、映像を見たほかのユーザーから「気味が悪い」「怖すぎる…」といった声が相次ぐなか、いくつかのコメントに“真相”が綴られていた。

 じつはあのミステリーサークルのような渦模様も、謎の集団も、すべてGoldwell Open Air Museum(ゴールドウェル・オープン・エア・ミュージアム)と呼ばれるアートエキシビションの一部だったのだ。

画像1: グーグルアースで“廃墟の町”を見てみたら…

 ちなみに、この白装束の男たちはベルギー出身のアーティスト、アルバート・スカルスキ(Albert Szukalski)が1984年に発表した『The Last Supper(ザ・ラスト・サパー/最後の晩餐)』という作品で、上の映像にも映っていた自転車と一緒のものも『The Ghost Rider(ゴーストライダー)』といってスカルスキ氏の作品だそう。

画像2: グーグルアースで“廃墟の町”を見てみたら…

 このアートエキシビションは、人気観光スポットがあるカリフォルニア州デスバレーに続く道のすぐそばということもあって、「行ったことがある」という声も多く、トリップアドバイザーに掲載されたレビューには、「作品はユニークで魅力的。無料だし、立ち寄って見る価値がある」と書かれている。(フロントロウ編集部)

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