フードデリバリーサービス、オーダーの注意点
今では、スマホ1つあればアプリから簡単に食事を注文することができ、家で待っているだけで届く時代。最近はコロナ禍ということもあり、外食でなくデリバリーを頼む人も多い。
アメリカのテクノロジー企業であるUberは、配車サービスのウーバーとして有名になったが、日本ではフードデリバリーサービスのウーバーイーツで有名。さらにウーバーは、2020年にアメリカのフードデリバリーサービスであるPostmatesを買収し、さらに規模を拡大している。
そんなPostmatesで配達員として働くアニーが米Insiderに話したところよると、利用者がオーダーをする時や、配達を待っている時にやりがちなミスがあるという。そのミスはPostmatesでだけ起こるものではなく、ウーバーイーツやその他すべてのデリバリーサービスで起こりえるもので、ぜひデリバリーサービスを利用する時には注意しておきたい。
家の前の明かり、配達員からの電話…、意外とあるあるなミスとは?
まず彼女が明かした、配達員を困らせる問題は、住所の番号が家の表札などで確認しづらい家であること。1つの通りのなかで、配達先はどの家かを確認するためには番号などを確認しなければならない。しかしその番号が確認できなければ、配達に時間がかかってしまう。デリバリーを利用するならば、せめて利用中だけでも家の番号が分かるようにしておくのは大事なポイントのよう。
また、アニーは、配達先の玄関口に明かりがつけられていると安全を感じられるとも話し、家の住所が確認できるようにするためにも、配達員の安心のためにも、家周辺の明かりは大事だと話した。
また部屋番号や通りの名前に加え、棟がいくつかあるマンションなど、家までの道が分かりづらい場合には、オーダーをする時に道案内を記入しておいてほしいと話す。これは配達員の助けにもなる一方で、注文した料理がより早く手元に届くことも意味する。
そして彼女は、配達員からの電話に応じないことも配達の遅れに繋がると指摘。知らない電話番号からの電話には出たくないという人もいるけれど、デリバリーサービスを使った直後には電話に出たほうが良いかも。また、携帯電話をいつもはサイレント/マナーモードにしている人も、商品が届くまでは通知に気づくようにしておいたほうが良さそう。
ちなみにアニーによると、意外にも、昼食や夕食の注文が増えるラッシュ時間帯に注文すると、早く商品が配達されることもあるという。というのも、配達員はその時間帯に注文が増えることを知っているため、その時間帯にだけ働く配達員もいるからだそう。
アニーは最後に、配達員に責任はなく、どうすることもできない問題について、配達員を責めることは止めてほしいと話した。
(フロントロウ編集部)