クイーンの『グレイテスト・ヒッツ』が1位になれるか
2018年に公開された大ヒット映画『ボヘミアン・ラプソディ』以降、再びブームが到来している、イギリスを代表する人気ロックバンドのクイーン。2022年には、パンデミックによって延期されていた、アダム・ランバートをボーカルに迎えて行なわれていたザ・ラプソディ・ツアーを行なうことが決定している。
そんなクイーンがツアーに戻る前に、1981年にリリースされたベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』の40周年を迎え、記念盤をリリース。
大ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」を含むクイーンを代表曲する数々の楽曲が収録されたアルバム『グレイテスト・ヒッツ』は、当時全英チャートで4週連続1位を獲得。そして今回、40周年記念盤をリリースしたことにより、約40年ぶりに『グレイテスト・ヒッツ』が全英チャートを奪還しようとしているよう。
この動きはクイーンのギタリストであるブライアン・メイの耳にも入ったようで、ブライアンはニュースの見出しをインスタグラムにアップ。その投稿に「おお!どうやらクイーンの『グレイテスト・ヒッツ』が1位を狙っているようだね。まあ、それが悪いことだとは言わないけど!みんなは、イギリスで最も売れているアルバムの新作を注文する必要があるかもしれないね。今すぐ?レコードだとナイスだね。もしくはカセットで!!!!」とコメント。さらにブライアンは『グレイテスト・ヒッツ』を宣伝すると共に「ついでに、あのカーリーヘアのギタリストの素晴らしい初のソロアルバムの新品(リマスタリング盤)を予約する必要があるのではない?」とつけ足し、1992年にブライアンがリリースした初のソロアルバム『バック・トゥ・ザ・ライト~光にむかって~』のリマスタリング盤の宣伝もちゃっかりつけ加えた。
ブライアンだけでなく、もちろんドラマーのロジャー・テイラーもしっかり『グレイテスト・ヒッツ』の記念盤を宣伝。果たして『グレイテスト・ヒッツ』は約40年ぶりに1位をとることができるのだろうか。(フロントロウ編集部)