肌は生理周期とともに変化する
生理中や生理前後はどうも肌の調子が崩れる…と悩んでいる女性は少なくないはず。これは、生理中にエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量が減ることにより肌が乾燥しやすくなるため。
結果として、肌の表面を覆う角質層の構造が乱れ、肌がゴワゴワしたり、化粧ノリが悪くなったり、ヒリヒリとした痛みやかゆみが生じたり、ニキビができてしまったりといったさまざまなトラブルが生じてしまう。
肌の不調は見た目にも表れ、赤みが出たり、顔色がくすんで見えたり、むくんで見えたりと全体的にお疲れ気味な雰囲気に…。
ケイト・ウィンスレットは月経サイクルに合わせて2色のファンデを使い分け
これらの肌症状は、生理が終わってエストロゲンの分泌量が増えて血行がよくなれば、自然と回復していくものだけど、オスカー俳優のケイト・ウィンスレットは、月経周期に合わせて2色のファンデーションを使い分けることで、生理中のどんより肌を明るくヘルシーに見せているという。
ロレアル パリの新アンバサダーに任命されたケイトは、米Allureのインタビューで、2色のファンデをどう使い分けているかを明かした。
「月経周期によって、私の肌は少し炎症を起こしてしまう。周期の最初は肌色にムラがなく整っているんだけど、中盤になってくるとだんだん赤みが増してくる。だから2色のファンデーションをミックスして調整するの」
ケイトが愛用しているのはロレアル パリの人気リキッドファンデーション「トゥルー・マッチ・スーパーブレンダブル・ファンデーション」。生理周期に合わせて変わりゆく顔色を2色のファンデを独自にミックスして微調整することで、赤みをカバーして健康的な肌を演出しているのだそう。
パンデミックを通じて、より自分と向き合う時間が増え、鏡を見る機会も必然的に多くなったというケイト。40代後半に突入したケイトは、「肌がつねに変化し続ける年齢に差しかかったみたい。首の肌も以前とは全然違うし、手の甲の肌も入念なケアが必要になってきた」と、これまで以上に、とにかく自分自身や肌にやさしく接しなくてはと気づいたと話している。(フロントロウ編集部)