今週リリースされた新曲のなかから、フロントロウ編集部がピックアップした楽曲をプレイリストにしてご紹介。(フロントロウ編集部)

ノーマニ feat. カーディ・B「Wild Side」

 現在は活動を休止しているフィフス・ハーモニーのメンバーであるノーマニが、カーディ・Bをフィーチャリングに迎えた新曲「Wild Side」をリリース。ノーマニ名義の楽曲としては、2019年8月にリリースしたソロデビュー曲「Motivation」以来、およそ2年ぶりとなるファン待望の新曲となった。

 ノーマニは、昨年リリースされたカーディとミーガン・ジー・スタリオンによる「WAP」のミュージックビデオにカメオ出演しており、カーディとのコラボは今回が2度目。ノーマニは新曲で再びカーディとコラボしたことについて次のように述べている。「私は、カーディ・Bがビデオ撮影について知る3週間前から先にリハーサルを始めていたの。彼女は私のために出演してくれて、自分が得意なことを最大限表現することで、この曲に命を吹き込んでくれた。彼女のこと心から愛しているし、とても尊敬してる」。

コナン・グレイ「People Watching」

 コナンが、親友でもあるオリヴィア・ロドリゴのプロデューサーとして知られる、ダン・ニグロがプロデュースと作曲に参加した新曲「People Watching」をリリース。同曲には、ジャスティン・ビーバーやセレーナ・ゴメスらとの仕事で知られるジュリア・マイケルズも参加しているほか、ケイティ・ペリーらのプロジェクトに参加してきたセルバン・ゲネアがミキシングを手掛けており、超豪華なスタッフ陣が脇を固めている。コナンは新曲について次のように述べている。

 「『People Watching』は、深く愛し合うことが一体どういうことなのかと考えている、孤独な思いを抱えた僕の同志たちのための曲。僕は誰とも付き合ったことがないから、ただカフェでコーヒーを飲みながら甘い言葉を囁き合う完璧なカップルを何年も見てきた。あの感情はどんなものなんだろうと想像せずにはいられないんだ。もはや彼らにとっては、他の誰も存在しない、自分たちだけの世界で生きている様子を見ること以上に素晴らしいと思えることはない。この曲の歌詞は、僕が大学時代にカフェで人間観察をしていたときに耳にしたもの。彼らの生きる人生を見て学んできたから、ある意味、彼らの人生を自分に置き換えて体験しているんだ」

トーンズ・アンド・アイ「WELCOME TO THE MADHOUSE」

 2019年にリリースしたシングル「Dance Monkey」で世界的なブレイクを果たしたトーンズ・アンド・アイが、待望のファーストアルバム『Welcome To The Madhouse(ウェルカム・トゥ・ザ・マッドハウス)』をリリース。全14曲が収録されている本作について、トーンズ・アンド・アイはは次のようにコメントを寄せている。

「このアルバムは、間断なく変わり続ける私の感情と浮き沈みを反映している。今回のアルバムには、『Dance Monkey』よりも以前に、路上ライブが自分と合っているかどうか確信がなかった頃に書いた曲も収録されているの。私の親友のTが亡くなって、その感情を避けようとしていた頃の曲も収録されているし、ロックダウンにおける人生の浮き沈みと精神的な課題や苦闘に関する曲もある。笑えるような曲もあれば、泣ける曲もあって、特にアルバムに一貫したテーマがあるわけではなく、曲それぞれがユニークで、書いた当時の自分の感情がまるごと反映されたものになっているよ」

ウィロー & アヴリル・ラヴィーン feat. トラヴィス・バーカー「G R O W」

 俳優ウィル・スミスを父親に持つウィローが、通算5作目となるニューアルバム『lately I feel EVERYTHING(レイトリー・アイ・フィール・エヴリシング)』をリリース。ブリンク182のドラマーであるトラヴィス・バーカーやアヴリル・ラヴィーンらが参加している本作は、ポップパンクへと舵を切った作品となっている。

 幼い頃からポップパンクを聴いてきたというウィローは、アヴリルが自分にとってのアイドルだと明かしており、先日、一緒にミュージックビデオを撮影しているところが目撃されている。

メイベル「Take It Home」

 ポケモン25周年を記念してリリースされるアルバム『ポケモン25:ザ・アルバム』より、メイベルによる新曲「Take It Home」がリリース。併せて公開されたミュージックビデオには、ピカチュウとプリンも出演している。リリースに際し、メイベルは米Peopleに次のようにコメントしている。「私はポケモンの大ファンなの。参加してほしいって頼まれたときには、完璧な曲を作らないとって思った。楽しくて、遊び心を体現したような曲をね」。

今週のプレイリスト

 今週は他に、アレッシア・カーラの新曲「Sweet Dream」、アン・マリーが来週7月23日にリリースするニューアルバム『Therapy(セラピー)』より「Beaytiful」、コロンビア出身のラテンシンガーであるシャキーラの新曲「Don't Wait Up」、スウェーデン出身のアクスウェル、スティーヴ・アンジェロ、セバスチャン・イングロッソによるスーパーDJグループであるスウェディッシュ・ハウス・マフィアが8年ぶりにリリースした新曲「It Gets Better」をピックアップ。

 加えて、ニューアルバム『gg bb xx』を2021年9月3日にリリースすることを発表したLANYの新曲「up to me」、故ポップ・スモークの死後2作目となるアルバム『Faith(フェイス)』よりデュア・リパが参加した「Demeanor」、ジャスティン・ビーバーとの「10,000 Hours」などで知られるDan +Shay(ダン+シェイ)が8月13日にリリースするニューアルバム『GOOD THINGS(グッド・シングス)』よりタイトルトラック「Good Things」、2019年にBRITアワードにて批評家が選ぶ新人賞を受賞したマヘリアの新曲「Whenever You're Ready」を選出した。

 ※下記にはスポティファイのプレイリストへのリンクが含まれます。表示されない場合はフロントロウのオリジナルサイトでお読みください。

 7月にピックアップした楽曲をまとめているプレイリストはこちら。

(フロントロウ編集部)

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