時短テクによってやけど
イギリスに住む1人の女性が、顔から首元にかけてやけどを負う出来事があった。そのきっかけとなったのは、インターネット上で広く知られているポーチドエッグの時短レシピ。
卵料理の1つであるポーチドエッグの調理方法は、通常、お酢を少量混ぜ入れたお湯に、割った卵を入れて半熟になるまで加熱するといったようなものが多い。しかし最近では時短テクとして、コップに水とお酢、卵を入れて、電子レンジで加熱するという方法も有名。
女性もこの2年ほどはレンジを使ってポーチドエッグを作っていたそうだが、この方法によってやけどを負うことになった。卵はレンジで温めてはいけないというのは知られた話であり、注意すべき点。しかしじつは、彼女がやけどを負った原因は卵ではないという。
先日、レンジから出したコップに彼女がスプーンを入れたところ、なんとお湯が爆発。彼女は英Ladbibleに、レンジによって熱くなっていたお湯に冷えたスプーンを入れたことで、お湯が飛び散ったと話す。
女性によると、彼女はまずはケトルでお湯を沸かし、その後食材をレンジで加熱。温めていた時間は10秒前後とのことで、決して長くはない加熱時間でこのようなことが起こったという。
飛び散ったのが卵ではなくお湯であるという事実には、レンジで何かを温めた時には、取り出す時や開ける時に気をつけたほうが良いと思わされる。
顔に熱湯をかぶってしまった女性は、すぐさま冷水をかぶったそうで、医師からはその応急処置は正しかったと言われたというが、一方で、1歳半になる子供を育てているため、病院へ行くのが遅れてしまったため、その痛みはかなりのものだったという。
今は卵を調理することが怖くなっているというその女性は、自分がバカだったとしながらも、このポーチドエッグの時短レシピで起こりえることを人々に気がついてもらうために、TikTokで動画を公開したと話した。
(フロントロウ編集部)