透明リップグロスは「唇」以外にも使える！？
「透明タイプ」のリップグロスは、唇にぷるんとしたうるおいとツヤ感を与えるだけでなく、いつもの口紅やリップに重ねてつけるだけで、簡単にニュアンスチェンジもできる汎用性の高いアイテム。
とくに、ここ数年続いている「90年代ブーム」の影響でベージュやブラウンなどのソフトな色味のリップメイクが流行していることもあり、リップライナーと合わせて使える「透明リップグロス」の人気がますます高まっている。
そんな透明リップグロスは、文字通り“無色透明”であることから、じつは唇以外のさまざまなメイクにも活用できるとプロは言う。今回はそんな透明リップグロスの意外な使い道を3つ紹介。いつもリップグロスが余ってしまうという人はぜひチェックしてみて。
1．ハイライトとして
1つめの活用方法は、透明リップグロスを「ハイライト」の代わりに使用するというもの。
ニューヨークを拠点に活動するメイクアップアーティストのジョネット・ウィリアムソンは「とくにグラス・スキン（※）を作りたい場合は、頬の高いところ、鼻筋の下など、本来ならハイライトをのせている部分に透明リップグロスを塗るのが好きかな」と米Makeup.comでコメント。テクニックがなくても、簡単に透明感のあるフレッシュなツヤ肌に導いてくれるという。
ただし、透明リップグロスを直接肌にのせると、ベタベタと不自然な印象になってしまうため、必ず指先につけて、少量ずつトントンと重ね塗りするのが良いともアドバイスする。
※グラス・スキンとは…ガラスのようなツルツルとした光沢感と、ぷるんとしたみずみずしさが特徴のツヤ肌メイク。とくに、美肌大国の韓国で主流となっているメイク法のひとつ。
2．アイグロスとして
2つめの活用方法は、トレンドの濡れツヤまぶたを演出する「アイグロス」として使用するもの。
ジョネットによると、濡れたようにツヤツヤと光沢のある「濡れまぶた」に仕上げたいときにも透明リップグロスは便利。その使い方も簡単で、平型のアイシャドウブラシに透明リップグロスをのせて、アイホール全体に塗り広げるだけ。「まるでケーキのアイシングを行なうときのように、均一に塗り広げるのが上手に仕上げるポイント」とジョネットは助言する。
ほかにも、ジョネットは「（透明リップグロスを）下のまつげのラインに入れるのもアリ。より立体的で上級者っぽい雰囲気に仕上がる」とも話している。
３．アイブロウジェルとして
3つめの活用方法は、眉メイクの色持ちとツヤ感を与える「アイブロウジェル」として使用するというもの。
米メイベリンのメイクアップアーティストを務めるガトによると、眉用のスクリューブラシにリップグロスをつけて、眉の表面をなでるようにブラッシングするだけで、毛並みがきれいに整うだけでなく、眉に自然な光沢感も与えられると米Yahoo.comでコメント。
ただし、あまり粘度の高いリップグロスを選ぶと少しべたつきが気になる場合があるため、サラッとしたテクスチャーのものを選ぶのがおすすめ。
意外と使い切ることが難しく、ついつい余りがちな透明リップグロス。ぜひトレンドのツヤ肌メイクを演出するコスメとしてフル活用してみては。（フロントロウ編集部）
