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映画『オーシャンズ』シリーズのマット・デイモンが、『オーシャンズ14』の制作には前向きであることを明かした。(フロントロウ編集部)

『オーシャンズ14』は制作される?

 映画『オーシャンズ』シリーズは、1960年の映画『オーシャンと十一人の仲間』をベースに、2001年に大1作目の『オーシャンズ11』が公開された映画。本作のヒットを受け、2005年には『オーシャンズ12』が、2007年には『オーシャンズ13』が制作され、2018年にはスピンオフ作品『オーシャンズ8』も製作された。

画像: 『オーシャンズ14』は制作される?

 ジョージ・クルーニー演じるダニー・オーシャンを主人公に、ブラッド・ピット、ドン・チードル、ケイシー・アフレック、ジュリア・ロバーツなどの豪華キャストが集まって制作された本作の続編について、ライナス役を務めたマット・デイモンがコメントした。

 米ニュース番組『Good Morning America』に出演したマットは、『オーシャンズ』シリーズの続編について質問され、「(続きの)ストーリーがあるかどうかは、常にスティーブン・ソダーバーグ監督にかかっている」と前向きな姿勢を明かし、「メンバーを何人か失っているから、それを解決しなければならないだろう。今は枯渇したギャングだからね」と続けた。

 これは、『オーシャンズ』の仲間として活躍したフランク役のバーニー・マックとソール役のカール・ライナーはすでに故人のため、その欠員をどうするかということ。

作られずに終わった『オーシャンズ14』計画

 先月、バシャー役を務めたドン・チードルは米EWのインタビューで、バーニー・マックが死去する2008年より前に『オーシャンズ14』を制作しようという計画があったことを明かした。ドンは、「その話をしていたら、バーニーが亡くなってしまって、あっという間に“やりたくない”となってしまったんだ」と、計画が頓挫してしまったことを告白。

画像1: 作られずに終わった『オーシャンズ14』計画

 続けて、「最近ソダーバーグ監督と映画を撮ったばかりなんだけど、彼は『もう一度やる方法があるかもしれない。考えているところだ』と言っていた」と言い、「そして、それ以上の話にはらなかった。でも、誰が出るかはわからない。それを見るのは面白いかもしれないね」とも語っていた。

 ちなみにラスティ役を演じたブラッド・ピットは、2020年に映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー賞助演男優賞を受賞した際、今後の目標を語る中で『オーシャンズ』シリーズの未来についても触れ、「『オーシャンズ14』をやらなければならないような経済状況にならないようにしたい」と冗談めかして語っていた。

画像2: 作られずに終わった『オーシャンズ14』計画

 もし、『オーシャンズ14』が今後制作されるとしたら、『オーシャンズ13』の後を描いたスピンオフ『オーシャンズ8』がどのように関係していくのかも気になるところ。『オーシャンズ14』が制作されるかどうかは、今のところわかっていない。(フロントロウ編集部)

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