乾燥、シワ、たるみなどの気になる肌トラブルを予防し、健やかな美肌へと導いてくれる美容成分「コラーゲン」。サプリ、パウダー、化粧品などさまざまな製品に含まれるコラーゲンだけれど、じつは効果を最大限に引き出すためにはコツがいるという。美肌の専門家がコラーゲンのおすすめの取り入れ方を2つ紹介した。(フロントロウ編集部)

コラーゲンは“組み合わせ”で効果UP!

 コラーゲンとは、体内に最も豊富に存在するタンパク質の一種で、肌のハリとうるおいをキープしてくれる美と健康に欠かせない成分のこと。コラーゲンはその高い美容効果から、サプリ、パウダー、美容液、フェイスクリームなどさまざまな製品に配合されており、日常的に摂取している人も多いのでは?

画像: コラーゲンは“組み合わせ”で効果UP!

 しかし、美容に詳しいホリスティック・エステティシャンのケイティ・ウィギー氏によると、コラーゲンは“単体”で摂取したり、肌に塗ったりするだけでは、コラーゲンの効果を最大限に引き出せない場合があるという。そこで、コラーゲンの効果をアップさせる2つのコツを米FabFitFunで解説。

コツ1.サプリやパウダーは「ペプチド」と一緒に摂取する

 ウィギー氏によると、コラーゲンのサプリメントやパウダーを摂取すること自体は有益だけれど、それだけでは十分ではないそうで、「多くの場合、サプリメントは関節や全身のコラーゲンに有益であり、肌に十分な影響を与えるとは言い切れない」と説明。

画像: コツ1.サプリやパウダーは「ペプチド」と一緒に摂取する

 そのため、肌にハリや弾力を与えることが目的でコラーゲンを摂取する場合は、エイジング効果が期待できる植物由来の「ペプチド」と一緒に摂取するのがおすすめ。ウィギー氏いわく、ペプチドが体内のコラーゲンやエラスチンに働きかけ、コラーゲンサプリやパウダーの効果を高めてくれるという。

コツ2.スキンケア製品は「ビタミンC」や「レチノール」と組み合わせる

 気になるシワやたるみなどを改善するために、コラーゲン配合のスキンケア製品を愛用している人もいると思うけれど、南カリフォルニアのエステサロンFacialworksの共同創業者でエステティシャンのメーガン・ギルボア氏は、コラーゲン配合のフェイスクリームを局所的に肌に塗布したからといって、肌内部のコラーゲンの産生が促進されるという科学的根拠はないと断言。

画像: コツ2.スキンケア製品は「ビタミンC」や「レチノール」と組み合わせる

 ギルボア氏は「コラーゲンだけでは十分だとは言えない。(スキンケア製品として取り入れたいなら)レチノール、ビタミンC、ペプチドのような、体内のコラーゲン産生を高めるのを助ける成分と組み合わせることが大切。そうすることで、コラーゲンの効果が引き出される」と説明。スキンケア製品として取り入れるのはもちろんのこと、コラーゲンを豊富に含むタンパク質や緑黄色野菜を食べることも、肌のハリ感アップに役立つとアドバイスした。

 肌の弾力やハリを支える美容成分「コラーゲン」。プロのアドバイスを参考にコラーゲンを効果的に取り入れて、若々しい美肌をキープしてみて。(フロントロウ編集部)

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