ザ・ウィークエンドが新章突入か
2020年3月にリリースしたスタジオアルバム『After Hours(アフター・アワーズ)』が、今もなお米Billboard200にランクインし続けているザ・ウィークエンド。同作からのシングル「Blinding Lights(ブラインディング・ライツ)」が同年に世界で最も売れたシングルとなり、『After Hours』も世界で2番目に売れたアルバムとなるなど、2020年はザ・ウィークエンドの年となった。
そして2021年にはNFLの頂上決戦であるスーパーボウルのハーフタイムショーに出演し、勢いに乗っているザ・ウィークエンドが、突如インスタグラムの投稿を全て削除。
これまでの投稿を全て削除した矢先、ザ・ウィークエンドは新たな写真を投稿。その写真は『After Hours』期におけるザ・ウィークエンドのトレードマークだった赤のジャケットとは一転、全身真っ黒なコーデ。新しい時代を彷彿とさせるイメージとなった。
さらにSidesの「Cape Town(ケープタウン)」を彷彿とさせる楽曲の一部を公開。この楽曲がザ・ウィークエンドの新曲なのかは謎だが、この楽曲を公開する数時間前に「今夜からスタートだ」とツイートしていることから、彼のキャリアにおける新章が幕開けるのではないかという見方が強い。
ザ・ウィークエンドはこれまでにも「この隔離が終わる頃には、別のアルバムの準備が整っているかもしれない」と米Rolling Stoneでニューアルバムのリリースをほのめかしていた。今回、インスタグラムの投稿を全て削除し心機一転。ザ・ウィークエンドにとって新しい時代の幕開けとなる。(フロントロウ編集部)