オリヴィア・ロドリゴが『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』を降板?
今週8月6日に日本のDisney+ (ディズニープラス)にて、シーズン2の最終話となるエピソード『Second Chances(原題)』が配信されるドラマ『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』。
同作でW主演を務めているニニ役のオリヴィア・ロドリゴとリッキー役のジョシュア・バセットは、共にシンガーとしても活躍するなど、ドラマ以外にも活躍の場を広げているが、シーズン3の制作が待たれるなか、オリヴィアが同作を降板するのではないかという噂が浮上している。
噂の根拠となっているのは、オリヴィアが多忙すぎるということ。ご存知の通り、オリヴィアはシンガーとして今年1月にリリースしたデビューシングル「drivers license」が8週連続で全米1位をキープした史上初の楽曲となったほか、5月にデビューアルバム『サワー』をリリースした際には、こちらも全英と全米のそれぞれのアルバムチャートで首位を獲得するなど、今年最も成功を収めている新人アーティストとなっている。
ショーランナーが噂についてコメント
先月には、アメリカのジョー・バイデン大統領と一緒に若者たちにワクチン摂取を呼びかけるなど、すっかり若者たちのアイコンとなったオリヴィアだが、多忙を極めることになったが故に、『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』のシーズン3にはフルで出演しないのではないかという噂が浮上することに。今回、ドラマのショーランナーを務めるティム・フェデラーが米EWのインタビューに応じて、そうした噂についてコメントした。
ティムはオリヴィアがシーズン3にも出演するかは契約の問題であり、自身は関与していないと前置きした上で、「私に言えるのは、オリヴィアのいない『ハイスクール・ミュージカル』は想像しがたいということです。一方で、オリヴィアは一定のレベルの成功や名声、機会を得ようとしている段階にあり、私としてもその妨げになるようなことは絶対にしたくありません」とコメントしている。
「私は番組の成功を望んでいますが、番組を作ってくれている俳優たちはいつだって、私にとっては番組よりも大切です」と語ったティムは、「要するに、オリヴィアには幸せになってほしいということです」とあくまでもオリヴィアの幸せが第一だとした上で、次のように続けた。
「私は自分のシリーズのチアリーダーであると同時に、その時がきた場合は『素晴らしい。オリヴィアが経験していることは前例のないことであり、私は彼女のあらゆる夢をサポートしたい』と言いたい人間になりたいということです」。
オリヴィアはドラマに欠かせない存在ではあるものの、オリヴィアの夢を優先して応援してあげたいと語ったティム。果たしてシーズン3にもオリヴィアが演じるニニが登場するかは現時点では分からないものの、シーズン2の最終話『Second Chances(原題)』は今週8月6日にDisney+ (ディズニープラス)にて配信される。(フロントロウ編集部)