オーストラリア出身のラッパーであるザ・キッド・ラロイがジャスティン・ビーバーとコラボしたシングル「Stay」が米Billboardのグローバルチャートで1位を獲得。オーストラリア出身のアーティストとして初めての快挙を達成した。(フロントロウ編集部)

ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーの「Stay」が米BillboardのGlobal 200チャートで首位に

 米Billboardによる最新のGlobal 200チャートが発表され、オーストラリア出身の現在17歳のラッパーであるザ・キッド・ラロイが、カナダ出身のジャスティン・ビーバーを迎えて先月リリースしたシングル「Stay」が初となる首位を獲得した。

 Global 200チャートは昨年9月からスタートしたチャートで、アメリカを含む世界200以上の地域におけるデータを集計したランキングとなっている。ザ・キッド・ラロイとジャスティンによる「Stay」は今回、前週まで4週にわたって首位を獲得していたエド・シーランの最新シングル「Bad Habits」に代わる形で首位にランクイン。同チャートが始まって以来、オーストラリア出身のアーティストが首位を獲得したのは今回のザ・キッド・ラロイが初めてとなっている。

 また、ザ・キッド・ラロイは同時に、2020年7月24日にリリースしたアルバム『ファック・ラヴ』で全米アルバムチャートの首位も獲得。同作はこれまで、新曲を追加したリパッケージアルバムが4度にわたって再リリースされており、最新作は7月27日にリリースされた全35曲入りの『ファック・ラヴ 3+ (オーヴァー・ユー)』となっている。

 ザ・キッド・ラロイはアルバムが全米1位を獲得したことを受けて、インスタグラムでファンに次のように感謝のメッセージを綴っている。

 「思わず飛行機で大便してるよ。だって、アルバム(ミックステープ)が全米で1位になったんだ! 信じられないよ! みんな愛してるし、言葉がないよ。3年前にオーストラリアにいた時、アルバムじゃないにせよ何かしらで俺は(全米で)1位を獲得するよって誰かから言われていたとしても、馬鹿げてるって思っていただろうね。でもマジで、言い過ぎなのは分かっているけど、心からみんなに感謝してる。みんながいなかったら俺は何者にもなれていないし、このプロジェクトが今のような形でみんなと繋げてくれたことを本当に嬉しく思う。改めて、ありがとう。愛してる、愛してる、愛してる」

 ちなみに、ザ・キッド・ラロイがGlobal 200チャートの上位にランクインするのは今回の「Stay」が2曲目となっていて、今年5月にはマイリー・サイラスが参加した「WITHOUT YOU」のリミックスが最高10位にランクインしていた。(フロントロウ編集部)

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