ワキの汗や匂いを抑えてくれるデオドラントスティックには、しっかり効果を発揮させて長持ちさせるコツがあった! 皮膚科医が教える、そのコツとは?(フロントロウ編集部)

デオドラントスティックの適切な使い方

 汗をかきやすい夏に大活躍の制汗剤の中でも、とくにコンパクトなのがデオドラントスティック。とくに欧米ではスプレーやシートタイプではなくスティックタイプが圧倒的に人気で、日本よりも遥かに多くのブランドから登場。最近では、環境や身体に優しいクリーンなデオドラントスティックも注目を集めている。

画像: デオドラントスティックの適切な使い方

 そんなデオドラントスティックは、使い方によって十分な効果を発揮できないこともあるのだとか。ワキの汗や匂いを長時間ブロックするために知っておきたい、適切な使い方を皮膚科医が明かした。

必ず肌をふき取ってから塗る

 デオドラントスティックを塗る前に必ずやるべきなのが、ワキを乾かして清潔にしておくこと。

画像: 必ず肌をふき取ってから塗る

 米ボストンを拠点とする皮膚科医のルイス・クチニル医師は、「デオドラントスティックは、汗の出口にフタをして塞ぐ役割を果たしてくれるものだけれど、ワキが濡れたり汚れたりしているとその役割が十分に果たせなくなる」と米Very well healthで説明。ワキに付着した水分や汚れのせいで、効果を感じられなかったり長持ちしなかったりすることが多いよう。そのためクチニル医師は、洗って清潔なタオルでふき取ってから塗るようアドバイスした。

夜寝る前に塗る

 デオドラントスティックが持つ力を最大限発揮させるには、塗るタイミングも重要。多くの皮膚科医が勧めているのは、寝る前に塗っておくこと。

画像: 夜寝る前に塗る

 皮膚科医のジェニファー・M・ウォン医師は、「就寝前は発汗する可能性が低い時間帯なので、寝る前にデオドラントスティックを塗っておくのがもっとも効果的」だとコメント。外出前に塗ると、製品が完全に汗の出口にフタをする前に汗が出てしまう可能性もあるけれど、寝る前に塗ると寝ている間にフタをしてくれるため、高い効果の持続が期待できるそう。

 ちなみに、ワキのシェービングなどを行なった直後に塗るのはNG。皮膚科医であり形成外科医のアレクシス・パーセルズ医師によると、毛を剃った後はワキがデリケートなため、デオドラントスティックの成分が肌に刺激を与えてしまうことが多いのだという。毛を剃ったときには、一定時間経ってから塗るよう心がけて。

塗り直す場合は一度脇をキレイにする

 一度デオドラントスティックを塗ったものの、時間が経ってまた汗や匂いが気になってくることもあるけれど、塗り直す場合にも注意が必要。皮膚科医であり形成外科医のアレクシス・パーセルズ医師は、必ず一旦ワキをキレイにしてから塗り直すよう勧めた。

画像: 塗り直す場合は一度脇をキレイにする

 なぜなら事前に塗っていた製品が肌に残っていると、効果が低下することが多いから。そのためパーセルズ医師は、「デオドラントスティックが持つ効果をしっかり発揮させるためには、一旦洗浄や乾燥のステップを踏んでから行なうことが大事」と話した。

 ちなみにプロのアドバイスを守っても効果が感じられないときには、製品が肌に合わないか使用期限が過ぎてしまっていることも考えられるそうなので、使用を中止したほうがいいよう。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.