『ワイルド・スピード』でルーク・ホブスを演じるドウェイン・ジョンソンは、今後オリジナルシリーズには出演しないことをプロデューサーが明言。一方で、スピンオフ続編の計画は進行中。(フロントロウ編集部)

『ワイスピ』の人気キャラクター

 2001年から続く大ヒット映画シリーズの『ワイルド・スピード』には、これまでに多くのキャラクターが登場してきた。なかでも、ドウェイン・ジョンソンが演じるルーク・ホブスとジェイソン・ステイサムが演じるデッカード・ショウは、スピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も制作されたほどの人気となった。

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 2人は、シリーズ最新作となる9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』には登場していないが、シリーズ最終章となる10作目と11作目への出演について、ジェイソンは前向きなコメントを残している

ドウェイン・ジョンソンの今後は?

 一方でドウェインは、ドミニクを演じるヴィン・ディーゼルとの不仲が明らかなものとなっており、7月には、「みんなには幸運を祈ると伝えた。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』に関しても、10作目と11作目に関しても、俺なしで制作される残りの『ワイスピ』作品にすべてにおいてね」とコメント。今後、『ワイルド・スピード』オリジナルシリーズに出演することはないことを示唆していた。

 そして、シリーズのプロデューサーを務めるハイラム・ガルシアも、米Colliderのインタビューで、ドウェインが10作目と11作目には出演しないことを認めた。とはいえ、ホブスが主人公となったスピンオフに関しては、続編の計画がとん挫したわけではないと明かした。

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 「8作目の撮影後、DJ(ドウェイン・ジョンソン)は明白な理由から『ワイルド・スピード』への参加を終わらせる決断をした。彼は関係者みんなに幸運を祈り、私たちは他の物語へ集中することにした。だから、彼は『ワイルド・スピード』の10作目と11作目には出演しないが、その事実はホブスの計画には一切影響しない。
 もちろん、すべてのキャラクターたちは『ワイルド・スピード』の世界のなかに存在するわけで、その世界が栄え、成功するなかですべての側面が見たい。私たちはただ、ホブスというキャラクターとともにやりたい明確な計画を持っていて、ファンはそれを気に入ると思う! とてもユニークで、新しいものを届けようと動いているし、スタジオは私たちに出来るだけ早くそれに取りかかってほしがっているのを知っている」

 ハイラムはさらに、スピンオフの内容について、「現時点では、私たちは続編がどのようなものになるかを考えている段階。しかし、私たちにはいくつかの非常に大きなアイディアがある」とした。

 ホブスがオリジナルシリーズに登場することはないというのは、ファンにとっては残念なことだが、スピンオフの続編が制作されることには期待。スピンオフに、オリジナルシリーズから他のキャラクターも登場する可能性はあるのだろうか?

(フロントロウ編集部)

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