シンガーのジャスティン・ビーバーが、人種差別用語を使用してレーベルとの契約が無期限停止となっているカントリーシンガーのモーガン・ウォレンのアルバムを“オススメ”したことを謝罪。(フロントロウ編集部)

ジャスティン・ビーバーが騒動について「知らなかった」と釈明

 「Baby(ベイビー)」や「Sorry(ソーリー)」などの大ヒット曲で知られるシンガーのジャスティン・ビーバーが、人種差別用語を使用してレーベルとの契約が無期限停止となっているカントリーシンガーのモーガン・ウォレンのアルバムを“オススメ”したことを謝罪した。

 先日、ジャスティンがモーガンのアルバム『Dangerous: The Double Album(原題)』に「このアルバムが大好き」というコメントを添えて、自身のインスタグラムのストーリーにアップしたところ、一部のファンから批判が殺到。モーガンをめぐる騒動について「知らなかった」というジャスティンは、後日、ストーリーを通じて自身の行いを反省した。

 「僕が紹介した曲を作った人物が、人種差別用語を使用したとして問題視されてることを知らなかったんだ。みんなも知ってるように、僕はいかなる人種差別も支持しないし、容認しない。まったく知らなかったんだ。僕の行いによって不快な思いをさせてしまった人たちには、本当に申し訳ないと思ってる」

画像: ジャスティン・ビーバーが騒動について「知らなかった」と釈明

 続けて別の投稿で、「子供の頃、僕は信じられないほど無知で、おもしろくもなんともない、誰かを傷つけるような人種差別的なジョークを言っていた。僕はたくさんの人たち、とくに黒人の人たちを傷つけたけど、幸いにも彼らが僕にNワードの恐ろしい起源について僕に教えてくれたんだ。その時の辛い記憶が蘇ってきた。僕は自分の無知や過去についてこの先もずっと責任を負うつもりだ」と言うと、「前にもこの件で謝罪したことがあるけど、この問題が非常にセンシティブな問題であることを知っているからこそ、人種差別問題について詳しく知らない人たちに、それがどれほど人を傷つけるものなのかを知ってもらうためにも、問題を提起することが大事だと思ってる」と付け加えた。

 また、ジャスティン自身、まだ学ぶべきことはたくさんあるとして「先は長い」と語っている。(フロントロウ編集部)

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