日本でロック様の愛称で親しまれる俳優のドウェイン・ジョンソンが、マーベルのケヴィン・ファイギ社長と裏で接触していた!? プロデューサーが明かしたその目的とは。(フロントロウ編集部)

ドウェイン・ジョンソンとマーベル社長が密談!?

 DCコミックスの『シャザム!』に登場する悪役ブラックアダムを主人公にした、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の新作映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』で主演を務める俳優のドウェイン・ジョンソンが、DCのいわばライバルであるマーベルのケヴィン・ファイギ社長と過去に接触していたことがわかった。

 ドウェインが立ち上げたプロダクション会社「セブン・バックス・プロダクションズ(Seven Bucks Productions)」の代表で、『ブラックアダム』のプロデューサーも務めるハイラム・ガルシア氏が米Colliderのインタビューで語った話によると、ドウェインとファイギ社長は「素晴らしい関係にある」そうで、『ブラックアダム』の制作に入る前、いくつかのアイデアを出し合ったことがあるという。

 恐らく、将来的に一緒に仕事をすることを見据えて話し合いを行なったものと思われるが、ガルシア氏いわく、「そこまで真剣なものではなかった」といい、「我々はこれまでやってきたことをお互いに称賛している」と言うにとどめた。

画像: ドウェイン・ジョンソンとマーベル社長が密談!?

 実際、今から約2年前の2019年に、ドウェインとマーベル・スタジオが彼にふさわしい役をマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で見つけるべく、検討に検討を重ねているというウワサがあった。

 ただし、『ブラックアダム』の映画化の実現に向けて、約10年にわたって取り組んできたことで知られるドウェインにとって、『ブラックアダム』は当時から彼にとって最優先事項だったそうで、ガルシア氏は「ブラックアダムは、我々がずっと命を吹き込みたいと思っていたキャラクターであり、ドウェインが演じる運命にあるとつねづね感じていた。 10年以上前にこのキャラクターを主人公にした作品を作ることを目標にして以来、ドウェイン以外の人が演じることは考えたこともない」と語った。

 ちなみに、今回がDCEU初参戦となるドウェインは、自身が演じるブラックアダムの登場によってフランチャイズの「権力のヒエラルキー」が変わると予告している。また、少なくともガルシア氏は続編を作りたいと考えているようで、「我々は、できるだけ多く(ブラックアダムの)映画を作りたいと思ってる。DCとの関係が長期的なものになることを期待しているよ」と、今年初めに行なったColliderとのインタビューで明かしている。(フロントロウ編集部)

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