ケンタッキーがまたしても斬新な企画を発表
つい先日、イギリスのケンタッキーフライドチキン(以下KFC)が発表した、味わうのに“ひと晩”かかる「フライドチキン〇〇」がファンをザワつかせている。
これまでにもフライドチキンの香りがする薪「11 Herbs & Spices Firelog」を期間限定で発売したり、フライドチキンを保温できる“チキンチャンバー”なる特殊機能を備えたゲーム機「KFConsole」の開発を進めていることを発表したり、奇をてらった商品や企画で世間の人たちを驚かせてきたKFC。
そんなKFCが新たに手がけたのは人気商品のフライドチキンをテーマにした、フライドチキンホテル。創業者であるカーネル・サンダースの本名ハーランド・デヴィッド・サンダースにちなんで、「The House of Harland(ザ・ハウス・オブ・ハーランド)」と名付けられたこちらのポップアップ・ホテルは、現地時間8月18日から11日間限定でロンドンにオープンする。
ちなみに、なぜ11日間という中途半端な日数なのかというと、KFCのフライドチキンに11種類のハーブとスパイスが使用されていることに由来する。さらに、部屋の番号も「11号室」という徹底ぶり。
KFCによると、部屋のデコレーションはドラムスティック(※フライドチキンの部位)をテーマにしているそうで、壁にはKFCを代表する宣伝文句である「It’s Finger Licking’ Good(※手についた油を舐めてしまいたくなるほど美味しいという意味)」の文字のネオンライトが。また、シネマルームやオリジナルのアーケードゲームもあり、ゲストはひと晩かけてKFCづくしの部屋を味わうことになる。
今回の企画はチャリティーを兼ねており、フライドチキンホテルで得た収益の100%が若者の未来を支援するKFC基金に寄付されるそう。(フロントロウ編集部)