セミが原因で交通事故が発生
アメリカのオハイオ州シンシナティで1台の車が電柱に衝突する事故が発生した。この車を運転していた運転手は、違法行為していたわけではない。ただ“窓を開けていた”だけ。
なぜそれで事故が起こってしまったのだろうか? なんとその原因は、セミ!
というのも、当時、1匹のセミが窓から車内へ入り込んでしまったという。それだけでもパニックになる状況だが、さらにセミは、なんと運転手の顔面に飛んでいった!
その状況で冷静でいろと言うほうが無理があるだろう。そしてその結果、残念ながら交通事故が起こってしまったという。
幸運なことにこの事故による死者は出ておらず、運転手もシートベルトをきちんと着用していたうえ、エアバッグも正常に作動。打撲だけですんだという。しかし、電柱に衝突した車はかなりの破損を負うこととなってしまった。
#Crash single car into a pole at 2600 Riverside Drive. Caused by a cicada that flew in through an open window striking the driver in the face. #nothinggoodhappenswithcicadas #cicadas2021 pic.twitter.com/0WWUM8y5Ye
— Cincinnati Police Department (@CincyPD) June 7, 2021
この事件をツイッターで報告したシンシナティ警察は、「セミで良いことは起こらない」とツイートした。
日本でも、セミの鳴き声は夏の風物詩。窓を開けて、気持ちよく風を感じたい時もあるが、場所によっては警戒は必要かもしれない。
(フロントロウ編集部)