人間以外に殺されまくった俳優
第1作目から約40年が経つ現在も続くほどの大ヒットSF映画作品は、1979年に『エイリアン』が、1984年に『ターミネーター』が、1987年に『プレデター』が公開された。
約10年の間に、これほどまでの名作が相次いで公開された時代の勢いは測りしれないが、だからこそ、あることを成し遂げた俳優が1人だけいる。
それは、エイリアン、ターミネーター、プレデター全員から“殺される”こと!
じつは、1984年の『ターミネーター』、1986年の『エイリアン2』、1990年の『プレデター2』に出演した俳優で、それぞれでターミネーター、ゼノモーフ(エイリアン)、プレデターに殺されるキャラクターを演じた俳優が唯一いる。
それは、故ビル・パクストン!
ビルと言えば、最近では映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のファレウ曹長や、マーベルドラマ『エージェント・オブ・シールド』のジョン・ギャレットなどの印象があるが、そのキャリアで多くの作品に出演してきており、とくに『エイリアン2』でのハドソン役や、1995年公開の『アポロ13』のフレッド・ヘイズ役は、映画ファンの印象に残っている。
そして『ターミネーター』に端役で、『プレデター2』にジェリー役で出演しているため、まさかの“偉業”を成し遂げることに。
ちなみに、彼はジェームズ・キャメロン監督と有名になる前からの付き合いであり、彼の作品にもたびたび出演している。
地上波で放送されることも多いSFの名作たち。今度見る時には、ビルの存在にも注目してみると良いかも。
(フロントロウ編集部)