エド・シーランが待望のニューアルバム『=(イコールズ)』を10月29日にリリースすることを発表。アルバムより、新曲「Visiting Hours(ヴィジティング・アワーズ)」がパフォーマンス映像と共に公開された。(フロントロウ編集部)

エド・シーランがニューアルバム『=』をリリースへ

 今年6月に正式なカムバックシングル「Bad Habits(バッド・ハビッツ)」をリリースして、およそ1年半におよぶ活動休止から復帰を果たしたシンガーソングライターのエド・シーラン(30)が、2017年にリリースした『÷(ディバイド)』以来、4年ぶりとなる待望のニューアルバム『=(イコールズ)』を2021年10月29日にリリースすることを発表した。

画像: エド・シーランがニューアルバム『=』をリリースへ

 エドが算数の計算に用いられる記号をアルバムのタイトルに用いるのはこれが4作目で、2011年にファーストアルバム『+(プラス)』をリリースしたエドは、2014年にセカンドアルバムの『x(マルティプライ)』を、そして2017年に『÷(ディバイド)』をリリース。次なるアルバムのタイトルは『−(マイナス)』になるのではないかとも見られていたが、どうやら『=(イコールズ)』が採用されたよう。

 プレスリリースによれば、エドのシンボル・アルバム・シリーズの第4弾となる『=』は、エドにとってこれまでで最も完成度の高い作品であり、新たな領域に挑み続けるアーティストとしての進化を示すものになっているという。

 世界的に大ヒットした『÷(ディバイド)』から4年間に渡って制作された本作の収録曲は、エドが自分の人生と、その時々の自分、関わってきた人々を見つめ直し、様々な愛の形(「The Joker And The Queen」、「First Times」、「2step」)、喪失(「Visiting Hours」)、回復力(「Can't Stop The Rain」)、父親としての自覚(「Sandman」、「Leave Your Life」)を探求する一方で、自分の現実とキャリアを見つけなおす(「Tides」)など、自身の人生に起きた様々なイベントをテーマに歌っている。サウンドとしては、ギターを中心とした特徴的なトラックや世界クラスのバラード、そして今夏のカムバック曲「Bad Habits」で初めて披露された重厚で幸福感に満ちたプロダクションがほどこされた楽曲など、今回もエドの多彩な音楽パレットが凝縮された1枚となっている。

新曲「Visiting Hours」が公開

 今回、アルバムのリリースと併せて新曲「Visiting Hours(ヴィジティング・アワーズ)」がパフォーマンス映像と共に公開された。この曲は、エドの師であり友人でもあるマイケル・グディンスキー氏の死を受け止め彼の死の直後に書かれたもので、今年3月にオーストラリアで開かれたマイケルの葬儀でパフォーマンスを披露していた。

 「Visiting Hours」のパフォーマンス映像はこちら。

 エドはアルバム『=(イコールズ)』について次のようにコメントを寄せている。「『=(イコールズ)』は本当に個人的な作品で、僕にとって大きな意味を持つものだよ。ここ数年で僕の人生は大きく変わった。結婚して、父親になり、大切な人を失ったから、今回のアルバムの中ではこれらのテーマを振り返っている。このアルバムは僕が大人になるまでの成長の記録だと思ってるし、この次の章を皆さんと共有するのが待ち遠しいな」

 『=(イコールズ)』のタイトルトラックは以下の通り。

  1. Tides / タイズ
  2. Shivers / シヴァーズ
  3. First Times / ファースト・タイムズ
  4. Bad Habits / バッド・ハビッツ
  5. Overpass Graffiti / オーヴァーパス・グラフィティ
  6. The Joker And The Queen / ザ・ジョーカー・アンド・ザ・クイーン
  7. Leave Your Life / リーヴ・ユア・ライフ
  8. Collide / コライド
  9. 2 Step / 2ステップ
  10. Stop The Rain / ストップ・ザ・レイン
  11. Love In Slow Motion / ラヴ・イン・スロウ・モーション
  12. Visiting Hours / ヴィジティング・アワーズ
  13. Sandman / サンドマン
  14. Be Right Now / ビー・ライト・ナウ

(フロントロウ編集部)

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