プロが勧めるビューラーのテクニック
まつげメイクに欠かせないビューラーは、簡単そうに見えて意外にも使いこなすのが難しく、まつげがうまく上がらなかったり、すぐにカールが取れてしまったりと思い通りのカールがつくれないことも多い。そんなときに頼りになるのが、第一線で活躍する有名メイクアップアーティストが取り入れるビューラーのテクニック。
じつはビューラーは、プロの間でもとくに人によって使い方が異なるアイテムで、それぞれのテクニックにまつげがしっかり上がる秘密が隠されている。セレブ御用達のプロが教える、こだわりのビューラーテクニックをチェック。
マスカラの重ね塗りの間にカール
ドラマ『POSE/ポーズ』やブロードウェイの『ウエストサイド・ストーリー』などのメイクを手掛け、エミー賞を受賞した経歴を持つメイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨールがオススメするのが、マスカラを重ね塗りする1回目と2回目の間にビューラーを使うテクニック。
アンドリューは、「マスカラ、ビューラー、マスカラの順にビューラーをサンドイッチする使い方がこだわり」と米Aeditで話した。ビューラーの前後にマスカラを塗ることでまつげがぐんと上向きになり、さらにそれがキープできるからだという。
そしてアンドリューが欠かせないもうひとつのステップが、最後にコームやスクリューブラシを使ってダマや余分なマスカラ液をオフすること。マスカラの後にビューラーを使うと、まつげが上がりやすい一方でダマができやすいという難点があるけれど、最後にこのステップをプラスするとキレイな仕上がりになると明かした。
毛先、中間、根元の順にまつげを挟む
あえてまつげの毛先からビューラーで挟んでいくのがこだわりだと明かすのは、人気モデルのジジ・ハディッドやケンダル・ジェンナーなど多くのセレブからのラブコールが絶えないメイクアップアーティストのエリン・パーソンズ。
エリンは、「私はいつも、まつげの毛先からスタートして、次に中間、最後に根元という順番にビューラーを動かしてカールをつくってる」とコメント。毛先から順に挟んでいくと、しっかりまつげが上がるだけでなく曲線状のカーブを描いた美しいまつげカールが実現するそう。
ちなみにエリンによると、毛先は弱めの力で根元は強めの力というように徐々にまつげを挟む力を強めていくことも、劇的でありながら不自然じゃないカールをつくるコツだという。
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ご回答ありがとうございました!
メイクのプロのこだわりのテクニックを参考に、自分のまつげに合うビューラーの使い方を探してみて。(フロントロウ編集部)