映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編が、これまで『アベンジャーズ/エンドゲーム』が持っていた24時間の視聴回数記録を更新した。(フロントロウ編集部)

『スパイダーマン』が『アベンジャーズ』の記録を破る

 トム・ホランドが主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じる、マーベルスタジオ製作/ソニー・ピクチャーズ配給による映画『スパイダーマン』のシリーズ3作目『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2021年12月17日に全米公開を予定しており、先日には予告編が公開された。

 予告編では前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でミステリオに正体をバラされたスパイダーマンがミステリオ殺しの疑いをかけられるシーンからスタート。そしてピーターはドクター・ストレンジの元を訪れ、人々にピーター・パーカーとしての正体を知られる前の世界にできないかと助けを求めるという場面や、過去にヴィランであるドクター・オクトパスを演じた俳優のアルフレッド・モリーナが登場するシーンも映し出されていた。

 そんな『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のある記録を更新。その記録とは、予告編が公開されてからの24時間の視聴回数。これまで『アベンジャーズ/エンドゲーム』が2億8,900万回という最多視聴記録を保持していたが、今回『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編がその記録をはるかに上回り、公開後24時間で全世界3億5,550万回視聴された。

 この報道は主演のトムの耳にも入ったようで「これは素晴らしい。正直に信じられないよ。この映画はとてもクレイジーでみんなとシェアできるのが待ちきれない。#パーカーの願い事には気をつけて」とキャプションをつけてインスタグラムのストーリーズを更新した。

画像: 『スパイダーマン』が『アベンジャーズ』の記録を破る

 前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の時は予告編の24時間での視聴回数は1億3,500万回だったため、今回は前作の倍以上の人が視聴したことになる。

 一時はMCUを制作するマーベルスタジオの親会社ウォルト・ディズニーと、マーベルコミック『スパイダーマン』を映像化する権利を持つソニー・ピクチャーズがパートナーシップを解消しようとしてスパイダーマンがMCUを離脱することが確実視されていたこもあったが、無事に今秋『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開される。(フロントロウ編集部)

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