プロが「ガラス製」の爪やすりを勧める理由
爪の長さや形を整えるのに欠かせないアイテム「爪やすり」。爪やすりと一言に言っても、ペーパータイプや金属タイプ、電動タイプなどさまざまな種類があり、どれがいいのかわからず適当に選んでいるという人も多いのでは?
そんな数ある爪やすりのなかでも、多くのネイリストたちが口をそろえてオススメしているのは「ガラスタイプ」の爪やすり。
ガラスタイプの爪やすりは、ガラスの表面に目が細かく均一な凹凸がついているのが特徴。そのため、ペーパータイプや金属タイプに比べて爪にダメージが少なく、無駄な力をかけなくてもキレイに爪を削れるのが嬉しいポイント。
実際に、ビバリーヒルズにあるネイルサロンNotox Nailsの創業者でネイリストのレキシー・スガも「ガラス製のやすりは目が細かいので、非常に爪に優しく、爪が割れたりギザギザになったりすることも少ない」と米Instyleでコメント。とくに、爪が薄い人や二枚爪などに悩む人におすすめのアイテムだという。
ガラスタイプの爪やすりのもうひとつのメリットは、使用後にまるごと水洗いできること。
レキシーは「たとえば、エメリーボード(ブラックファイル)は使用頻度にもよるけれど、だいたい1か月ぐらいが寿命。一方でガラスタイプの爪やすりは、水で洗うだけで削りカスをしっかり落とせるから、ずっと長持ちする。衛生的だし半年から1年以上は使える」と、ほかの爪やすりに比べて耐久性にも優れていると明かした。
ガラス製爪やすりの使い方
ガラスタイプの爪やすりを使う場合は、ほかの爪やすりと同様に45度くらいに傾けて爪の先端に当て、「一定方向」に少し削っていくのコツ。何度も往復すると爪先がギザギザになるため、必ず一定方向に削ることを意識して。
そして、もう1点気を付けたいのが「爪の削りすぎ」。ガラスタイプの爪やすりは力を入れなくてもキレイに削れるため、ついつい削りすぎてしまうもの。とくに爪の表面を削りすぎると、爪が薄くなったり、皮膚に当たってヒリヒリしたりする恐れがあるため、爪の形を整える程度におさえるのがポイント。
美しい指先を維持するためには、最適なネイルツールで爪をケアすることが大切。プロのアドバイスを参考に手持ちの爪やすりを見直してみては。(フロントロウ編集部)