映画『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルが、インスタグラムに意味深な発言を投稿。次作である10作目についてのヒントか。(フロントロウ編集部)

10作目の前後編で完結の『ワイルド・スピード』シリーズ

 映画『ワイルド・スピード』は、2001年に第1作目が公開され、2021年8月6日に9作目となる『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』が公開された世界的人気カーアクションシリーズ。

画像: 10作目の前後編で完結の『ワイルド・スピード』シリーズ

 『ワイスピ』という愛称でも親しまれている本作は、主演のヴィン・ディーゼルによって全10作で完結することが発表されており、完結編となる10作目は、前後編の2部構成になると言われている。前編は2023年4月7日に全米公開予定。

 『ワイスピ』シリーズが10作で完結となる理由は、2013年にこの世を去った本作の主役の1人でもあるポール・ウォーカーとヴィンが交わした約束が元になっており、ポールは亡くなる直前にヴィンと「このシリーズは10本続けられるな」という会話をしていたことがわかっている。 

ヴィン・ディーゼル、『ワイスピ10』について意味深な発言

 そんな超大作の完結編に注目が集まる中、主演のヴィンは自身のインスタグラムに、おそらく『ワイルド・スピード10』のことだと考えられる意味深な文章を投稿。息子の髪に「FX(意味:ワイスピ10)」と剃り込みを入れた写真とともにこう書き込んだ。

 「あの興奮は本物だ…強く心が揺さぶられている。ハハ。希望はこの何世代にもわたる武勇伝の中で持ちこたえている。10...最終章だ。神聖な数字である10は、統一性への回帰、存在と非存在の融合を意味する。10という数字は、ひとつのサイクルの完了を意味している。この旅に恵まれた才能あるチーム、ユニバーサルを誇りに思う。すべてに感謝しているよ。そして何よりも、皆さんに感謝している」

 ヴィンは、「10」は神聖な数字であることを強調。「存在と非存在の融合」というのは、現実ではすでに亡くなっているが、映画の中ではまだ生き続けているポールの存在を意味しているのだろうか。

画像: ヴィン・ディーゼル、『ワイスピ10』について意味深な発言

 スピリチュアルの世界では、「10」は創造性のある前向きな数字として捉えられている。「10」という数字は慣用句の中でも“一を聞いて十を知る”といったように「全て」を表していたり、何もない状態を表す「0」と、創造から生まれる「1」を組み合わせた数字とも考えられる。いずれにせよ、10作目がますます楽しみになる発言。ヴィンの投稿にテズ役のリュダクリスは「X」とだけ、ミア役のジョーダナ・ブリュースターは炎の絵文字をハートの絵文字でサンドした返信をし、これまた意味深。

 映画『ワイルド・スピード10(仮題)』は、2023年4月7日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)

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