『TWD』をリックとともに去った“あの人”
2010年から続くドラマ『ウォーキング・デッド』は、現在アメリカで放送が始まったシーズン11をもってその歴史に幕を下ろすことが発表されているが、スピンオフドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』や、オリジナルシリーズ終了後に始まるダリルとキャロルのスピンオフなどは続いていく。
また、ウォーカーと呼ばれるゾンビによって世界が崩壊した後に育った“第一世代”の若者たちを描くスピンオフドラマで、制作時から全2シーズンになることが発表されていた『ウォーキング・デッド：ワールド・ビヨンド』は、シーズン2が10月3日より全米で放送開始となる。
そしてこのたび、『ウォーキング・デッド：ワールド・ビヨンド』シーズン2の予告編が公開されたのだが、ある人が姿を見せたことでファンが歓喜している。
予告編の最後に映る人、それは…、前と雰囲気が変わったジェイディス！
数年ぶりのジェイディスにファン歓喜
ポリアンナ・マッキントッシュ演じるジェイディス／アンといえば、最後に姿を現したのは、そう、オリジナルシリーズの主人公だったリックを助け、彼とともにヘリコプターに乗って去って行ったシーン！
『ワールド・ビヨンド』の時間軸を考えると、このジェイディスは、『ウォーキング・デッド』シーズン9の頃よりも数年後の姿だと考えられる。
よくよく考えれば、リックとジェイディスを連れて行ったのはCRM（Civic Republic Military／市民共同体軍）と呼ばれる謎の組織であり、『ワールド・ビヨンド』シーズン1ではCRMの存在が深掘りされていたため、スピンオフにリックとジェイディスが登場してもおかしくはない。
しかし今回姿を見せたジェイディスは、CRMの制服を着用しているように見える。そしてその後ろでは、「市民共同体が世界にとって最後の光だと知ってる。私の目的は、この惑星で新しい時代を作ること」という声が聞こえるため、彼女がCRM内でキャリアを築いたことをにおわせるが、果たして…？
また、ジェイディスが登場したことで、当然のことながら、リックの登場も期待してしまう。リック、そしてミショーンなど、オリジナルシリーズを卒業したキャラクターについては、『ウォーキング・デッド』の最終回には登場してほしいという声は多い。
一方で、忘れてはならないのが、アンドリュー・リンカーンが演じるリックが主役の映画版。制作が進められてはいるものの、新型コロナウイルスの影響もあり、撮影が開始となったというニュースはいまだ入ってきていない。
ポリアンナは2020年6月に、映画版について、「アンディがリックを演じる『ウォーキング・デッド』の映画に参加するかもしれないし、しないかもしれない。どうなるか見てましょう。ヘリコプターの次に何が起こったのか知る必要があるよね。それが、私が楽しみにしてることかな」とコメントしていたが、映画版よりも先にスピンオフに参加していたよう。
果たして彼女は、『ウォーキング・デッド：ワールド・ビヨンド』のなかで何を明かすのか…。
（フロントロウ編集部）
