自分にぴったりの美容製品に出会える「パーソナライズコスメ」の中でも、ここ最近海外で増えているのがメンズ向けのパーソナライズ製品。どんな製品が登場しているのか、注目ブランドとともにご紹介。(フロントロウ編集部)

男性の肌に合わせた「パーソナライズコスメ」が増加

 近年ビューティ業界で盛り上がっているのが、メンズ向けの美容製品。これまで数が限られていた男性向けのコスメやスキンケアのブランドがここ最近急増していて、男性の肌悩みに特化した機能性の高いブランドや性別を問わず使えるジェンダーレスなブランドが続々と誕生している。

画像: 男性の肌に合わせた「パーソナライズコスメ」が増加

 米アライド・マーケット・リサーチの調査によると、世界の男性向けパーソナルケア製品の市場は2016年以降拡大していて、2022年までに1,660億ドル(18兆円)規模になる見込みだという。

 そんななか海外で注目されているのが、オーダーメイド感覚で自分に合う製品が手に入る「パーソナライズコスメ」のメンズ向け製品。パーソナライズコスメは、世界的に市場規模が拡大しているけれど、最近になってメンズ向けの製品を専門に取り扱うブランドが続々と登場。

 メンズ向けのパーソナライズコスメのブランドでは、男性の肌質に多い肌悩みをケアできるスキンケアやボディケア製品をはじめ、ひげのシェービングの際に使用する製品からポマードなどのヘアスタイリング剤まで、幅広いアイテムが展開されている。

 そんな注目のメンズ向けパーソナライズコスメのブランドの中から、海外で人気を集める3つをご紹介。

ルーティンごとパーソナライズできる:Geologie

 海外のメンズ向けメディアの美容アワードをこぞって受賞しているのが、2018年に誕生したパーソナライズコスメブランドのGeologie。

 Geologieはそれぞれの肌悩みにアプローチできる皮膚科医監修のスキンケア製品を展開するブランドで、クレンザーやアイクリーム、乳液、日焼け止めなどを販売。ユーザーからの評価も高く、複数の製品が試せるセットは5つ星中4.8の高評価を誇っている。

 そんなGeologieの最大の魅力は、製品単品ではなくスキンケアルーティンをパーソナライズできること。ブランドの創設者のニック・アレンは、「サイトに来るユーザーのうち70%がスキンケアに不慣れだから、1つの製品だけでなくルーティンを提案することで信頼を得てきた」と米Byrdieで説明。肌悩みやスキンケア製品に求めるポイントなどの細かい質問に答えることで、朝用のルーティンや夜用のルーティンなどを細かく指導してもらえる。

オシャレなパッケージが魅力:Hawthorne

 ニューヨーク発の男性向けパーソナライズコスメブランドのHawthorneは、幅広いカテゴリーの製品を展開するブランド。

 Hawthorneの製品ラインナップには、シェービング用の製品をはじめ、ポマードやデオドラント製品、ヘアケア、ボディケア、スキンケア、コスメ、キャンドルなど多様なアイテムがあり、サイトで25問の質問に答えるだけで、自分に合った製品を診断してくれる。この診断は数十万を超えるクライアントを対象にした研究データが元になっていて、97%以上の精度で自分にぴったりのアイテムに出会えるという。

 そんなHawthorneは、圧倒的にオシャレなパッケージが魅力。Hawthorneの製品は、どれもシンプルながらスタイリッシュなデザインのパッケージになっていて、海外ではギフトとしても人気が高まっている。

ブランドを超えてパーソナライズ:Bottle code

 これまでのパーソナライズコスメブランドとは一線を画すのが、複数のブランドから自分に合うものを診断してくれるBottle codeというサービス。

 Bottle codeは、まずサイト上で肌質や肌悩み、普段使用している製品、予算、肌色、年齢、平均睡眠時間などの質問に答えることで、提携している既存のブランドから自分に合うものを教えてくれる。提携しているブランドにはRENやPeter Thomas Roth、Baxter of Californiaなど豊富なブランドがあり、対象ブランドの全製品のなかから3ステップで使える3つの製品を選んでくれる。

 診断結果を見て該当するブランドのサイトからその製品を買うのもいいけれど、Bottle codeのサイトから専用パッケージのものを購入することも可能。その場合、専門家からのアドバイスがメールやチャットで受けられたり、3か月ごとに同じ製品が届くサブスクリプションプランに申し込んだりすることもできる。

 海外で注目のメンズ向けパーソナライズコスメブランド。Geologie以外のブランドは残念ながら日本からは購入できないけれど、日本にもパーソナライズのブームが到来しているので、今後メンズ向けのブランドも増えてくるかも。(フロントロウ編集部)

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