10歳の少年が数々の名曲をカバー
アメリカの大人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』で、新たなスーパーキッズが観客をわかせている。
先日、『アメリカズ・ゴット・タレント』のセミファイナルが開催され、10歳のピーター・ロザリータが登場。その歌声でオーディションを勝ち抜いてきた彼はこの日、ディーヴァであるマライア・キャリーの「ウィズアウト・ユー (Without You)」を選曲。
彼の声に合ったぴったりな選曲だが、それによってあるハプニングも。歌い始めたピーターの声に観客が歓声をあげすぎて、音楽が聞こえなくなってしまったのだ!
パフォーマンスはいったん仕切り直しに。10歳の子供が大勢の観客を前にテレビで放映される舞台で歌を歌うだけでも度胸がいることだが、予想外のハプニングで彼の緊張は大丈夫だろうか…。しかし生まれながらにパフォーマーとなる運命だったかのようなピーターはまったく動じず、「ウィズアウト・ユー 」を歌いきった!
もちろん最後には、観客や審査員から大きな歓声と拍手が! 名物審査員のサイモン・コーウェルは、ピーターの歌声だけでなく、ハプニングが起こってもその歌声に動揺を出さない彼の度胸も絶賛していた。
ちなみに、彼は初出場の際にエリック・カルメンによる「オール・バイ・マイセルフ」を歌い上げ、審査員4名は全員驚きの表情を隠せなかった。そしてクオーターファイナルでは、これまたディーヴァとして有名なホイットニー・ヒューストンの「アイ・ハヴ・ナッシング(I Have Nothing)」をカバーし、観客の心をつかんだ。
(フロントロウ編集部)