マクドナルドの消えたキャラに関する謎が解けた…?
最近、あまり見かけなくなったマクドナルドのキャラクター、グリマス。かつてはドナルド・マクドナルドやハンバーグラー、バーディといった仲間たちと一緒にCMにも起用されていたので、名前だけ聞いてピンとこなくても姿を見たらわかったという人も多いはず。
そんなグリマスについて、マクドナルドのシェイクをイメージしたキャラクターという話もあるが、実際のところ、この紫の物体の正体は一体何なのか? 風貌から予想するにオバケの類だろうか?
みんながずっと気になっていたその答えを、カナダのマクドナルドの“年間最優秀マネージャー”に選出されたブライアン・ベイツ氏が教えてくれた。CBC Newsの取材に対し、ベイツ氏はこう説明している。
「彼は巨大な味蕾で、味蕾以外の何者でもない」
なんだか聞き慣れない言葉だが、「味蕾(みらい)」は舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官で、人間の舌には約10,000個の味蕾があると言われている。
ただし、グリマスの正体をめぐっては、マクドナルド・コーポレーションの公式ツイッターが2012年にこんなことをつぶやいている。
「グリマスはシェイクを体現したものだけど、味蕾だと主張する人もいます」
@janinegutierrez Grimace is the embodiment of a milkshake, though others still insist he's a taste bud. :)
— McDonald's Corporation (@McDonaldsCorp) May 7, 2012
さらに、その約2年後の2014年にも、グリマスの正体について「グリマスはシェイクや味蕾を具現化したものだと言われています。あなたはどう思いますか?」とツイートしている。2年前は「シェイクを体現したもの」だと言い切っていたのに、今度は「シェイクや味蕾を具現化したものだと言われている」という曖昧な答えに変わっていた。しかも、「あなたはどう思う?」とまさかの逆質問。
.@margo_padilla Great question! #Grimace lore says he is the embodiment of a milkshake or a taste bud. What do you think? #AskAnArchivist
— McDonald's Corporation (@McDonaldsCorp) October 30, 2014
謎が解けるどころかむしろ深まったような…。ベイツ氏はグリマス=味蕾だと断言していたが果たして。(フロントロウ編集部)