キム・ペトラスがMTV VMAに出演
今年8月にシングル「Future Starts Now」をリリースしてリパブリック・レコードからメジャー・デビューを果たしたドイツ出身のシンガーソングライターであるキム・ペトラス(29)が、米現地時間9月12日に開催された今年のMTVビデオミュージック・アワードに出演。アワードが開催される前のプレショーに出演して、「Future Starts Now」のパフォーマンスを披露した。
ピンクのハーネスを着けたバックダンサーたちを引き連れて披露した「Future Starts Now」は、アワードの開催を心待ちにしていたオーディエンスを大いに魅了したが、とりわけ注目を集めたのは、キムがアワードのレッドカーペットに登場した時のファッション。
キムはこの日、顔から爪先まで全身を覆うブラックのラテックスのボディスーツに身を包み、ゴールドの十字架や真珠などが散りばめられたリチャード・クイン(Richard Quinn)のミニドレスと合わせるという奇抜なファッションでレッドカーペットに登場。ユニークなファッションが多かった今年のレッドカーペットでも、一際目を引いた。
「リチャード・クインが大好きで、セックスと十字架を掛け合わせるのが良いなって思ったの。1つの声明になるような気がして」とキムはこの日の衣装のコンセプトについて米ETに説明している。「セックスワーカーたちは多くの事に見舞われていると思うし、プラットホームを奪われているような気がしている。そんなの不要なこと」。
パリス・ヒルトンを伴って登場したキム・ペトラス
そして、この日は特別ゲストとして、なんと“元祖お騒がせセレブ”として知られる実業家でDJのパリス・ヒルトン(40)がキムの“運転手”としてレッドカーペットに同伴。自身が運転するド派手なピンクのミニの助手席にキムを乗せ、レッドカーペットに送り届けた。
運転手がパリスだったことも相まって、ピンクの車でレッドカーペットに姿を現した2人は、まるで2000年代のティーン映画さながら。キムが昨年5月にリリースしたシングル「Malib」のミュージックビデオにパリスが出演するなど、これまでにも親交があった2人。今回が初めてのMTV VMA出演となったキムにとっても、友人であるパリスに送り届けてもらったことは心強いサポートとなったはず。(フロントロウ編集部)