メットガラでも日本のコスメが人気
有名セレブたちが豪華絢爛なファッションに身を包んで一堂に会するメットガラの見どころのひとつが、美しいドレスに合わせて披露される華やかなメイク。普段は見ることのできない特別なメイクがお披露目されるメットガラでは、使用されるコスメも選りすぐりのものばかり。
そんなメットガラで今年多く使用されたのが、日本発のビューティブランドのコスメ。日本のコスメは、これまでもアワードなどで使用されることがあったけれど、今回のメットガラではこれまで以上に多くのセレブが日本のブランドのコスメを使用。どのブランドのどのアイテムが使用されたのか、完成したメイクとともにご紹介。
SHISEIDO:トレイシー・エリス・ロス&ハンター・シェイファーが使用
資生堂が手がけるブランドSHISEIDOのコスメは、これまでグラミー賞などのアワードでもたびたび使用されてきたけれど、今年のメットガラでも大活躍。ダイアナ・ロスを母に持つトレイシー・エリス・ロスや、ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のハンター・シェイファーがSHISEIDOのコスメでつくり上げたメイクでメットガラに登場。
トレイシーがメットガラで披露したのは、濡れたようなアイメイクを取り入れたエフォートレスなメイク。SHISEIDOの「インペリアルラッシュ マスカラインク」と「マイクロライナーインク」が使われ、トレイシーの大きな目元をさらに強調。
一方ハンターはヘッドピースを超越した額ピースと白いカラコンを装着し、SFの世界のような独創的なメイクで注目の的に。そんなハンターのアイコニックなルックを陰ながら支えていたのが、SHISEIDOのコスメ。ファンデーションからアイシャドウ、マスカラ、アイライナー、チーク、リップにいたるまですべてSHISEIDOのアイテムが使われ、マスカラはトレイシーと同じく「インペリアルラッシュ マスカラインク」が使用された。
江原道:セリーナ・ウィリアムズ&スニサ・リーが使用
人気モデルのジジ・ハディッドやエルザ・ホスクなど多くのセレブが愛用する江原道も、今年のメットガラで大活躍した日本発のブランド。女王と称されるテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズや、東京五輪の体操女子個人総合で金メダルを獲得したスニサ・リーが、メットガラのメイクに江原道のコスメを使用。
ゴージャスなファーのケープをまとって会場に姿を現したセリーナ・ウィリアムズは、江原道の保湿クリーム「オリエンタルプランツ エモリエントクリーム」でスキンケアをした後、ファンデは「マイファンスィー モイスチャー ファンデーション」と「マイファンスィー アクアファンデーション」の2種類を混ぜて、肌になじむヌーディなメイクに仕上げた。
今年行なわれた東京五輪で金メダリストとなり、ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットが招待する特別枠でメットガラに初出席したスニサ・リーは、今季トレンドのスモーキーメイクに挑戦。スニサ・リーのこのメイクは、すべてのコスメを江原道で統一してつくられた。
セレブにとって大舞台であるメットガラで頼られる日本のコスメ。もちろん日本で購入できるので、メットガラメイクで使われたコスメを試してみては。(フロントロウ編集部)