ユアン・マクレガーが第73回プライムタイム・エミー賞のリミテッドシリーズ・TV映画部門主演男優賞を受賞。キャリア初のエミー賞受賞となった。(フロントロウ編集部)

ユアン・マクレガーが『HALSTON/ホルストン』でエミー賞受賞

 アメリカのプライムタイムに放送された番組や大手動画配信サービスの番組の中から最も優れた作品やキャスト、クルーが称えられるプライムタイム・エミー賞が、米時間9月18日にロサンゼルスのL.A.ライブにて開催された。

画像: ユアン・マクレガーが『HALSTON/ホルストン』でエミー賞受賞

 そんな本アワードの演技部門、リミテッドシリーズ・TV映画部門主演男優賞を制したのは、Netflixドラマ『HALSTON/ホルストン』で主演を務めたユアン・マクレガー。『ワンダヴィジョン』のポール・ベタニー、『フレイザー家の秘密』のヒュー・グラント、『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダとレスリー・オドム・Jr.といった強敵をおしのけ、みごと受賞に漕ぎ着けた。

 ユアンはこれまでにドラマ『FARGO/ファーゴ』、『Highlands: Scotland’s Wild Heart』、『ER』でエミー賞にノミネートされたことがあったが、受賞するのは今回が初めて。

ユアン・マクレガー、エミー賞で子供たちや恋人にコメント

 ユアンは『HALSTON/ホルストン』のスタッフに感謝を述べたのち、「メアリー、本当に愛してる。これを家に持ち帰って、生まれたばかりの男の子、ローリーに見せてあげよう。そして、今見てくれているであろう僕の美しい娘たち、クララ、エスター、ジャミアン、アヌークにも。皆さん、本当にありがとうございました!」と、現在のパートナーであるメアリー・エリザベス・ウィンステッドと自身の子供たちに愛のメッセージ。

画像: ユアン・マクレガー、エミー賞で子供たちや恋人にコメント

 彼には前妻との子である25歳のクララ、20歳のジャミアン、19歳のエスター、10歳のアヌーク、そして2017年頃から交際してきたメアリー・エリザベス・ウィンステッドとの間に今年6月に生まれたローリーという、5人の子供たちがいる。

 ユアンはエミー賞のプレスルームで「子供たちはみんなはメッセージを送ってくれていたんだ。みんなでグループチャットをしているんだ。みんな別々の場所にいるからね。僕のカテゴリーが発表される前にグループチャットでメッセージをしていたよ。彼らは『(放送が)見つからないよ』と言うから、僕が『CBSで放送されているよ!』と答えてやると、『お父さん頑張って!』と言っていた」と語った。

 そして、「今夜の他の受賞者のスピーチには、非常に美しい言葉がたくさんあった。僕には4人の娘がいるけど、女性の重要性、女性の権利、女性の平等、女性の同一賃金…そのようなことを話す人々がいる場所に一緒にいられるのはとても素晴らしいことだ」と語り、「私はいつも娘たちのことを考えているから、それは感動的で重要なこと」と続けた。

 今回のエミー賞では、ミカエラ・コールが受賞を性暴力サバイバーたちに捧げたり、サラ・ポールソンとビーニー・フェルドスタインが男女の給与格差に言及したりといった女性たちの素晴らしいスピーチがあった。

『オビ=ワン・ケノービ』のスピンオフドラマにも自信

 また、ユアンは今後ディズニープラスで配信となる映画『スター・ウォーズ』のスピンオフ実写ドラマ『オビ=ワン・ケノービ』についても言及。

画像: 『オビ=ワン・ケノービ』のスピンオフドラマにも自信

 すでに撮影が終わったことを明かしつつ、「シリーズの撮影を終えたけど、本当に、とても楽しかった。(監督の)デボラ・チョウとの仕事はとても楽しかったし、期待を裏切らない作品になると思うよ」と自信ありげな様子。 

 彼は続けて、「僕らが採用した新しい技術はクールで、オリジナルの3部作を作るのとはまた違った経験になった」と、期待高まるコメントをした。

 2022年配信予定の『オビ=ワン・ケノービ』には、ダース・ベイダー役でヘイデン・クリステンセンもシリーズ復帰を果たし、『ワイルド・スピード』シリーズで知られるサン・カンもライトセーバーの使い手として参加することが発表されている。(フロントロウ編集部)

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