Netflixで『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-(原題:Britney vs Spears)』と題されたドキュメンタリーが配信されることが決定したブリトニー・スピアーズだが、このドキュメンタリー がブリトニーの承認を得ていないことが明らかになった。(フロントロウ編集部)

『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』のトレーラー映像が公開

 ブリトニー・スピアーズ(39)が2008年から自身の後見人を務めている父ジェイミーを外すよう求めている裁判などを追った、Netflixの新ドキュメンタリー『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』のフルバージョンのトレーラー映像が公開された。

 9月28日にここ日本のNetflixでも配信される『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』は、ブリトニーの後見人制度をめぐる騒動を追ったドキュメンタリー。ブリトニーは2008年に精神的に不安定な行動が見られて以来、現在まで13年にわたって父ジェイミーの被後見人となっている。近年、ブリトニーは父ジェイミーを後見人から外すために裁判を行なっており、今年6月には初めて自ら証言して、自分が置かれてきた壮絶な環境を告白。その後、今月に入り、父ジェイミーがブリトニーの後見人から退くための書類を提出したことが明らかになった。

 プレスリリースによれば、本作は、「ブリトニーの人生や、公の場やプライベートでの彼女の自由の探求をめぐる強烈なストーリー」を追ったものになっているといい、撮り下ろしのインタビューや新たな文書に基づき、「身近な憧れの女の子だったブリトニーが、名声や家族、自分自身の法的身分の罠にかけられた女性になるまでの軌跡」が描かれているという。

 また、今年2月に米Huluでドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』が配信されて大きな話題になったブリトニーだが、Netflixで配信される『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』では、「かつてのブリトニーを定義していたような、トラウマを引き起こすイメージ」を使うことなく、後見人制度の騒動を追っているという。

『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』もブリトニー・スピアーズの未承認

 一方、大きな話題を集めた米Huluのドキュメンタリー『Framing Britney Spears(原題)』はブリトニーによる承認を得ずに制作したもので、ブリトニーは今年5月、自身のドキュメンタリーについて「こういったドキュメンタリーはものすごく偽善的。メディアを批判しているのに、同じことをしているんだからね」と批判するコメントをインスタグラムに発表していた。

画像: 『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』もブリトニー・スピアーズの未承認

 気になるのは、Netflixで配信される『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』がブリトニーの承認を得ているのかというところだが、情報筋が米Page Sixに明かしたところによれば、本作もまた、ブリトニー本人の承認を得ずに制作されたものだという。「これはブリトニーの賛同や協力を得ていない新たな未承認のドキュメンタリーです」と情報筋は米Page Sixに明かしている。

 ブリトニーは5月にインスタグラムに寄せたコメントのなかで、「私の人生における、大昔のネガティブでトラウマになるような時期のハイライトのようになっているのはどうして?」と、『Framing Britney Spears(原題)』が自分の過去をむしかえすような仕上がりになっていることを批判していた。

 一方、『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』の監督を務めるエリン・リー・カーは、最後までブリトニー本人の承認を得ることにこだわっていたそうで、「私はずっと希望や夢を持ち続け、ドキュメンタリーの神様に祈り続けました」とした上で、米Los Angeles Timesに次のように語っている。「私は何度も、彼女にコンタクトを取ろうと試みました。しかしながら、私はそれが実現不可能に近いものだということを理解しなければなりませんでした」。

 『ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-』はNetflixにて9月28日に配信される。(フロントロウ編集部)

 

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