ローリング・ストーンズのノー・フィルター・ツアーがついに開幕。初日にはミック・ジャガーが故チャーリー・ワッツへの思いを舞台上で語った。(フロントロウ編集部)

ミック・ジャガー「このツアーはチャーリー・ワッツに捧げる」

 イギリスを代表する大御所ロックバンド、ローリング・ストーンズは、当初2020年に開催が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により2021年に延期。そしてついにノー・フィルター・ツアーがセントルイスにて開幕した。

画像1: ミック・ジャガー「このツアーはチャーリー・ワッツに捧げる」

 このツアーはドラマーのチャーリー・ワッツが亡くなってから初めての公演。ツアーの振替日が発表された当初からチャーリーは参加しないということを表明しており、メンバーのキース・リチャーズが率いるザ・エクスペンシヴ・ワイノーズのドラマーであるスティーヴ・ジョーダンが代役を務めている。

 今回はチャーリーが亡くなってから初めてのツアーということで、、注目が集まるなか開催されたノー・フィルター・ツアー。オープニングからチャーリーの映像が登場し、まるで一緒にツアーをまわっているかのような演出にファンも胸アツ。

画像2: ミック・ジャガー「このツアーはチャーリー・ワッツに捧げる」

 そしてミック、キース、ロン・ウッドがステージ中央に集まると、ミックが代表してこう語った。

 「大きなステージに戻ることができてうれしいよ。チャーリーの写真がスクリーンに映し出されるのを見ると、本当に感慨深いものがある。今回のツアーは、彼なしで行なった初めてのツアー。だから、みんなからの反応や、みんなが言ってくれたこと、そしてみんなから聞いたこと、これらのすべてが本当に感動的だった。すべての感謝の気持ちに心から感謝したいと思います。僕たちはみんな、ステージ上でもステージ外でも、チャーリーがいなくて寂しい。だからこのツアーをチャーリーに捧げたいと思う。チャーリー、これは君のためだよ」

 ミックが代表してスピーチしている間、キースはミックの手をぎゅっと握り、ロンはミックの体に手を添えて、ミックのことを支えた。

 ローリング・ストーンズのツアーはまだはじまったばかり。これから11月20日まで北米ツアーは続く。(フロントロウ編集部)

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