イエロー下地でくすみ知らずの素肌美人へ!
ベースメイク前に塗ることで、メイクのノリや持ちをよくしてくれる「化粧下地」。化粧下地と一言にいっても、その種類は多種多様で、パープル、グリーン、ピンクなど色によってもさまざまな効果を発揮する。
そんな数ある化粧下地のなかでも、肌の色ムラやくすみなどが気になる人にぜひオススメしたいのは「イエロー系」の化粧下地。
イエロー系の化粧下地(イエロー下地)は、黄みのある肌色を持つ日本人に非常になじみやすいカラーで、肌本来の色にも近いため色浮きしにくく、肌の「色ムラ」をカバーしながら、明るくパッと明るい素肌を演出してくれる。
また、イエロー下地には、赤ら顔やニキビ跡などの「赤み」や、どんよりと暗い印象を与える「黄ぐすみ」などの肌悩みを均一に整える働きも期待できるという。
さらに、メイクアップアーティストのモリー・R・スターンによると、じつはイエロー系の化粧下地は、肌が青みがかっている、いわゆる「ブルーベース」の人にもオススメ!
モリーは「とくに肌が青みがかっている人は、皮膚が薄く、青紫色の血管が透けて見えることがあるけど、(イエロー下地を使えば)目の周りのクマや青みが目立ちにくくすることもできる」と米Allureで説明。このように、イエロー下地はパーソナルカラーや肌色を問わず使用できるため、1本は持っていても損はないともモリーは話している。
イエロー下地をキレイに仕上げる使い方
そんなプロおすすめのイエロー下地をキレイに仕上げるポイントは、できるだけ“薄く”塗り広げること。
メイクアップアーティストのジェームズ・モロイは「(これらの化粧下地は)できるだけ薄く塗り広げることをおすすめする。とくにグリーンやイエローの化粧下地は、肌の印象を劇的に変えるため、ビューティーブレンダーや柔らかめのブラシでなじませるのがベスト」と米Listで助言。
そのため、はじめに赤みやくすみが気になる鼻周りや頬を中心に薄くのせ、そのあとは必要に応じて塗り重ねていくのが良いそう。
また、シンガーのビヨンセなどを担当するセレブ御用達メイクアップアーティストのサー・ジョンは「化粧下地の使い方は、ファンデーションやコンシーラーの塗り方とよく似ている。こすったりするよりも、メイクスポンジなどでトントンと叩くように薄く塗り広げたほうが、よりキレイで均一に仕上がるよ」とアドバイスした。
プロおすすめのイエロー系化粧下地
ちなみに、モリーのお気に入りだと話すイエロー下地は、M・A・C の「プレップ プライム CC カラー コレクティング SPF 30(ニュートラライズ)」。1本でファンデーションベース、UVカット、カラーコントロール、スキンケア効果をもったイエロー下地で、肌のトーンと質感をキレイに整えてくれるそう。
Allure誌のデジタルビューティーディレクターを務めるソフィア・パニチのおすすめは、メイクアップフォーエバーの「ステップ1 スキンイコライザー(09 イエロー)」。肌の色ムラを整えてくれるだけでなく、鼻周りの赤みを打ち消すほか、まるで美容液のように軽やかに肌になじみ、どんなベースメイクとも相性が良いのだとか。
肌の色ムラ、赤み、くすみ、クマなどを和らげてくれる万能アイテム「イエロー系」化粧下地。日本でも、プチプラコスメからデパコスまでさまざまなイエロー下地が発売されているので、肌悩みをカバーしながら透明感をアップさせたい人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)